2018年1月から開始されたつみたてNISAは、2023年12月で終了となります。
積立期間は6年間で終了ですが、積み立てた資産は最大20年間は非課税の恩恵を受けられます。
商品と積み立て設定
つみたてNISAは私が実施している投資法に最もよく合う制度でした。
「手数料の安いインデックス・ファンドを買って、後はじっとしている。」
とてもシンプルな投資法です。
年間40万円までという枠については不満がありましたが、一般NISAの5年間という短さが気になっていた私にとって、20年間という非課税期間は歓迎すべきものでした。
投資商品
つみたてNISAの新設をにらんで、各社いろいろな商品を新規に設定していました。
その中で私のこころを射止めたのが「楽天・全米株式インデックス・ファンド」、通称「楽天VTI」でした。
VTIという海外ETFの王道銘柄に、投資信託という文明の力で100円から投資できる。
なんてすばらしい発想なんだと驚きました。
その素晴らしさは6年間で、純資産総額が1兆円を超えていることからもうかがえます。
「楽天VTI」「楽天VT」が同時に設定され、その後新興国の「楽天VWO」と高配当の「楽天VYM」が設定されました。
それぞれ素晴らしい発想ですが、後発の2銘柄はあまり売れてはいないですね。
つみたて設定
私は楽天証券でつみたてNISAを運用しています。
多くの人が毎月33,000円などとして積み立てているのではないでしょうか?
でも、私が選んだ設定は、
毎月1日に100円積み立て(年間1200円)。
ボーナス設定ありで、1月に398,800円。
いわゆる(疑似)年初一括投資法でした。
現在の状況
2018年から2023年の6年間、毎年年初一括(疑似)投資をした結果はどうでしょう?
2020年3月、いわゆるコロナショック時に若干マイナスになっています。
その他では常にプラスを維持してきました。
現在のリターンは、投資額2,399,900円に対し4,373,877円!
利益率は82.25%です。
十分な利益を叩き出していますね。
最後に
2023年12月に最後の100円を積み立てて、つみたてNISAでの投資は終了です。
6年分の投資枠(240万円)全てを使い切ります。
2024年から始まる新NISAの投資枠(1800万円)と合わせて、2040万円の非課税枠を使えます。
もう普通に投資するのであれば十分な投資枠ですよね。
6年間という短い命だったつみたてNISAですが、まだ今年のうちに投資すれば20年間は非課税の恩恵を受けられます。
40万円という決して大きな枠ではありませんが、まだ使い切ってない方はお早めに!
コメント