ごましお(https://x.com/okowa1215)です。
最近のインフレのせいなのか、ディズニーの料金もうなぎ登りだそうです。
気になる記事があったので紹介します。
夫婦の金銭感覚って難しい問題ですが、お互いに寄り添う姿勢が大切ですよね。
夫の考えもわからなくはないが。
私はディズニーとは無縁の生活を送ってきたので、こちらの妻よりも夫の感覚の方が近いかもしれません。
結婚した相手が毎月15万円もディズニーに費やしていたとしたら、やっぱり将来の生活のこととか考えて止めてもらいたいですよね。
逆の立場で結婚した夫が、釣りとか車とかバイクとかで毎月10数万使っていたとしたら、妻も止めてくれって思うでしょうし。
で、こちらの夫婦は結婚してマイホームも購入してお子さんも大きくなってきたので、ついに夫に禁止されていたディズニーに行くことになります。
夫がディズニー旅行にかかる料金を計算し始めた結果、こんな感じの反応が。
でも、ホテルやパッケージプランの値段を見ては『は?、頭おかしい』『なに、このプラン。軽自動車買えんじゃね?』などと言って渋るばかりで…」
ディズニーランドに群がるヤバい人たち!その背景にある「チケット代の高騰」「年間パスポート廃止」というディズニーガチ勢のための課金システム
ディズニー行くだけで軽自動車買えるんですか??
グーネットで軽自動車の相場を見てみると86~222万円という数字が出てきました。
まったく詳しくないので知らないのでが、ディズニー行くのに100万円くらい掛かるってことですかね??
ディズニーの1日
せっかくなので、ちょっと調べてみました。
この夫婦は「東京ディズニーリゾートの敷地内のホテル」に宿泊したとあります。
近畿日本ツーリストでディズニーランドホテルの宿泊プランを見てみました。
ちょうど12月24日に空室がありました。
大人2名、子供1名の3名1室で料金を計算してみると、一人当たり36000円ちょっと。
3名で11万円くらいですかね。
食事はついていません。
しかも、ディズニーランドホテルに宿泊するのだから、当然入園チケットは込み込みだろうと思ったら!
「宿泊ゲストは、ご滞在中に1日1枚のパークチケットを宿泊ホテルにてご購入いただける」ことが特典のようですw
12月24日のパークチケットは残念ながら売り切れのようでしたが、前後の日の値段を見てみると一人当たり10000万円ってとこですかね?
せっかくなので夕食はホテルで食べるとしましょう。
ちょうどクリスマスのスペシャルディナーブッフェがありました。
一人7700円です。
せっかくなので翌朝の朝食も食べるとすると、一人4000円です。
で、お昼はどうするんでしょうか?
多分、ディズニーランド内でランチを食べるんでしょうね?
クリスマスのスペシャルセットがありました。一人1080円です。
1泊2日に必要なのは?
さてここまで、ホテルの宿泊料、入園チケット、3食の金額を調べてみました。
大人2人、子供1人の3人家族で18万円くらいです。
これにディズニーランドまでの往復電車賃とか、ランド内でのお菓子代、ファストパスなんかを付けても20万円くらいなのでは??
(ど素人の勝手な計算です。間違っていたらごめんなさい。)
確かに安いものではありませんが、軽自動車は言い過ぎだと思いますがいかがでしょうか?
夫の気持ちもわからなくはありませんが、年1回くらいなら気持ち良く出してあげてもいいんじゃないですかね?
私が夫の立場だとしたら、、、
多分、この記事に登場する夫は、私と同じようにディズニーに染まっていない普通?の男性だと思います。
対して妻は「かつてのディズニーマスター」です。
無知な夫が付け焼刃で調査したところで、マスターに勝てるはずがありません。
だったら予算だけは夫が決めて、あとはその範囲内で妻に自由にさせてあげたらどうでしょうかね?
- 年1回だけ20万円を限度にディズニー予算を夫が立てる。
- 当日の行動や何に予算を割り振るかを妻が全部決める。
そうすれば、夫も妻も100%の満足はないかもしれませんが、納得は行くのではないでしょうか?
きっと妻はお金を出してくれる夫に感謝してくれるでしょうし、妻や子供の楽しむ姿を夫は見ることができます。
今回の記事で不幸だったことは、予算も行動もどちらも夫が握ってしまったことだと思います。
- 「ケチで頭の固い夫」
- 「意味のないことに金を浪費するダメな妻」
と、お互いが相手のことを悪く思う結果になってしまいましたからね。
夫婦の金銭感覚なんて所詮同じはわけがありません。
だとしたらお互いがちょっとづつ寄り添うことしか解決策はないと思います。
インフレだもの、仕方がない!
昔(20年くらい前?)にディズニーランドに行った時は、入園料金は6000円くらいだった気がします。
こちらの資料でも確認できますが、それが今は1万円ちょっと。
20年で2倍にはなっていないですね。
確かに安いか?安くないか?で言ったら安くはないかもしれませんが、世間の物価も高騰しているわけで、特段異常だとは感じないのですが。
昔に比べて若者のディズニー離れが叫ばれているようですが、そもそもそれは「料金」のせいではないようです。
こちらの記事にもありますが、いずれにしてもディズニーの料金は値下がりはしないでしょうし、問題にすべきはディズニー料金の値上げと並行して、労働者の賃金が上昇していないことです。
パレートの法則なんてのも!
もう一つはディズニーの料金の値上げやその他の改変は、ファンを満足させるために採用している戦略だということ。
パレートの法則っていうのがあって、それは「構成要素の2割が結果の8割を生み出している」ことを表すらしいです。
それによれば、ディズニーの収益の8割は熱狂的な2割のファン・ディズニーマスターたちが払ってくれているのです。
ディズニー側からしたら、数年に1回しか来ないようなお客のことを考えて、値引きや旧来のやり方に戻すことは収益の多くを失うことになりかねません。
今回の記事に登場した「かつてのディズニーマスター妻」のように、毎月コンスタントに15万円を使ってくれるような熱狂的なファンのために営業努力をしているのです。
まあ、言葉は悪いですが「ファンとか言いながら金払いの悪い貧乏人」の望むような(かつての)やり方は金輪際採用しないってことです。(たぶん)
ディズニーを100%楽しみたいのなら、自分の生活の100%をディズニーに捧げなくちゃならないのです。
もはや「夢の国」なのか「悪夢の国」なのかはわかりませんが、それが現実のようですw
海外旅行感覚で行ったらどう?
円安の進行で海外旅行もかなり値上がりしている昨今。
ハワイに家族で行って100万円なんて報道もありました。
ディズニーに1泊2日で家族3人で行って20万円なら安いもんです。
「夢(悪夢?)の国」という海外へ旅行に行くと思ったら、お弁当や水筒持参で行くことが馬鹿らしく感じられないでしょうか?
所詮お金はお金。
自分たちが楽しむために存在するのです。
資産額が増えてくると切実にそう感じます。
ディズニー程度でケチ臭いこと言ってしまうようなら、日々節約してオルカンを積み上げましょう!
ディズニークルーズが2028年に始動したら、本当のお金持ちはそっちに行くんですかね?ならランドやシーはちょっと空くかも??無理か!!
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