ごましお(@okowa1215)です。
資産運用においてリスク資産と無リスク資産の割合をどうするか?
伝統的には「100-年齢」でリスク資産を保有すると言われていました。
しかし、人生100年時代と言われて久しい現在では、また違った基準が必要なのではないでしょうか?
120-年齢がトレンド?
dメニューニュースのこちらの記事では「120-年齢」を基準に考えています。
現在50歳であれば現金を「50」、リスク資産を120-50で「70」の割合で持つのをおススメしています。
また、面白いのは退職金を50:50の割合にすべきと主張している点。
退職金で資産運用するのはタブーと思っている人も多いと思いますが、それは初めての資産運用を退職金から始める場合のこと。
それ以前の若いうちからしっかり資産運用していれば、大きな金額が入ってくる退職金は資産運用を加速させるチャンスです。
私も120-年齢を実行しています!
私は現在40代後半です。
そんな私も資産比率は120-年齢を基準にしています。
でも、矛盾するかもしれませんが「120-年齢」を厳密にやる必要はないと思っています。
私が考えて実行しているのは、その年代の間は一定に保つということ。
これは40代なら「120-40」に固定して、現金などの無リスク資産を「40」、リスク資産を「80」するということです。
1歳年を取ったから1ポイントのリスク資産を売却して無リスク資産にするような、細かい売買はおススメできません。
あくまで目安ですからね。
頻繁に比率を変更して売買することは、コストの高騰を招き資産運用にも悪影響を与えます。
また、数年すると50代になるのですが、だからと言ってすぐにリスク資産「80」だったのを「70」に減らすのか?と言われれば、そんなことはないと思います。
若い頃は人的資本がたくさん!
「120-年齢」というのは、そこまでリスク資産の比率を上昇させても問題ないですよ!ということです。
「120-年齢」という比率でリスク資産を保有している人って、たぶん少ないと思います。
私の周囲でリスク資産を70~80も保有している人なんて聞いたことありませんからw
でも、この比率というのは(金融)資産の反対に「人的資本」というのが存在しています。
若いころは資産が稼ぐよりも、自分が働いた方が多くのお金を稼げます。
自分が動き働いて稼ぐことを「人的資本」というわけです。
それが年齢とともに減っていくことをこの方程式は表しています。
若い頃は例え資産運用に失敗して金融資本が減ったとしても、それを取り戻す「人的資本」も「時間」もたっぷりあります。
なので、多くの資産をリスク資産として保有することが正当化されるのです。
それが年を取ればとるほど、失敗を取り戻せなくなります(涙)。
なのでリスク資産の比率をだんだん低下させていくことになるわけです。
もっとリスク資産を保有してもOK!
ということで、たぶん多くの人は「120-年齢」ほどリスク資産を保有していないと思います。
私はフルインベストなどと言って全資産の85%ぐらいをリスク資産で保有していますが、案外問題なく日々を過ごしています。
そもそもリスク資産として株式等を保有した場合には、最悪の場合は半分くらいに暴落してしまうと思って保有しています。
最近は、もしそんなふうに半分になってしまったら「嫌だなあ」とは思いますが「まあしばらくしたら戻ってくるよね!」程度の楽観的な意識で過ごせるようになりました。
リスク資産、特に株式は「良い時もあれば悪い時もあるもの」ですからね。
それから、退職金で投資を始めることはやめましょう!
銀行には全てを握られています。
カモにされるだけです。
資産運用は早く始めれば始めるほどメリットが多いものです。
かと言って今更昔には戻れませんから、そう考えている今から実行しましょう。
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最後までお付き合いありがとうございました。
「人生で1番若いのは今!!」っていうのは〇学長の決めセリフですが、私も激しく同意で首がもげそうになっています。
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