新NISA攻略法・基礎編(初心者向け)

投資のヒント
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ごましお(@okowa1215)です。

2024年から始まった新NISA制度。

開始から10カ月が過ぎました。

まだ新NISAを使っていない人。

これから新NISAで資産運用を始めたい人。

始めてみたものの良くわからない人。

そんな人のために攻略法を教えます!

新NISAってそもそも何??

↓SBI証券のサイトがわかりやすい!

NISAとは、購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度です。

今までNISA制度がなかった時は、金融商品(株や投資信託)を売買して利益が出ると、約20%が税金で引かれてしまいました。

それがNISA制度を使って金融商品(株や投資信託)を運用すれば、利益に対して税金はかかりません!

NISAとは「小額投資非課税制度」のこと。

少額投資とは?

NISAを使えるのは、1800万円までという限度が決まっています。

(1800万円が少額なのか?というツッコミはなしでw)

非課税制度とは?

NISAを使って利益が出たら、その利益には税金がかかりません!

利益が出る・出ない?税金?どゆこと?

(※本来、税金は20.315%ですが、ここでは20%で計算しています。)

株や投資信託を100万円で購入します。

購入した株(投資信託)が値上がりして110万円になりました。

110万円になった株(投資信託)を全部売却します。

10万円(今の価格)ー100万円(元の価格)=10万円(利益)

この利益の10万円には20%の税金が必要です。

10万円×20%=2万円

なので、あたの手元には08万円が返ってきます。

NISAを使うと!

利益の10万円に必要だった2万円の税金はかかりません。

なので、あなたの手元には110万円が返ってきます!

手元に返ってくる「110万円ー108万円=2万円」がNISA制度のすごいところ。

あなた
あなた

たった2万円か、少なっ!!

って思ったあなた!

わたしがオススメする「オルカン」を100万円分購入して30年間運用すると、100万円が1430万円になりました。

1430万円-100万円=1330万円(利益)

1330万円×20%=266万円(税金)

NISA以外では:1430万円-266万円=1164万(あなたの手元へ)

NISAでは:143万円(あなたの手元へ)  

と、なります。

どうでしょうか?

結構な差ではないでしょうか?

NISAとは減税です。

NISAを使うだけ(証券会社にNISA口座を作って取引すること)で、減税になります。

普段、税金が高くて怒っている方!

増税メガネなんて呼ばれた「岸〇前総理」がゴーサインをだしたのが、減税のNISA制度拡充ですよ。

使わないのはもったいない!

投資枠?なぜ2つある??

↑金融庁HPより

新NISAには投資枠が2つあります。

ここも初心者の人にとって理解しにくい点です。

NISAは「大きな入れ物」

新NISAは、大きな入れ物だと考えてください。

この入れ物には1800万円分の金融商品(株や投資信託)を入れることができます。

(この入れ物に入れた金融商品には税金がかかりません。)

大きな入れ物の中には、小さな2つの入れ物が入っています。

一つが「つみたて投資枠」という名前の入れ物。

もう一つが「成長投資枠」という名前の入れ物。

違う名前がついていますが、ほとんど同じものだと思ってください。

つみたて投資枠のルール その1

つみたて投資枠には、1800万円のうち600万円が入れられる大きさがあります。

ただし1年間では120万円までしか入れられません。

ですので毎年120万円づつ入れていくと5年で満杯になります。

年間120万円ということは、1カ月当たり10万円です。

次の表は毎月の投資額と満杯になるまでの期間を表しています。

1か月当たりの金額1年間の金額満杯になるまでの期間
10万円120万円5年
5万円60万円10年
3万円36万円約17年
1万円12万円50年

毎月の投資額を決定する際の参考にしてください。

つみたて投資枠のルール その2

つみたて投資枠には、金融庁によって厳選された金融商品だけ入れることができます。

この厳選された商品というのは、さまざまな条件をクリアーした長期間運用をするのに相応しい商品です。

ですので安心して購入することができます。

また、つみたて投資枠に入れるには、毎月決まった金額をつみたてる「積み立て投資」をする必要があります。

自分の生活において無理のない範囲で積み立て額を決定しましょう!

成長投資枠のルール その1

成長投資枠には、1800万円のうち1200万円が入れられる大きさがあります。

ただし1年間では240万円までしか入れられません。

ですので毎年240万円づつ入れていくと5年で満杯になります。

しかし、成長投資枠にはつみたて投資枠のように「積み立て投資」をする必要はありません。

買いたいと思った時や、お金に余裕ができた時に240万円までなら自由に購入できます。

もちろん、毎月決まった金額を継続して購入していく「積み立て投資」をしても問題ありません。

成長投資枠はつみたて投資枠よりも自由ですね。

成長投資枠のルール その2

つみたて投資枠では、金融庁が厳選した商品しか購入することができませんでした。

しかし、成長投資枠ではもっと様々な商品を購入することができます。

つみたて投資枠で購入できる商品も、成長投資枠で問題なく購入できます。

反対に成長投資枠で購入できるもの全てが、つみたて投資枠で購入できるとは限りません。

注意が必要です。

なぜ2種類の入れ物があるの?

初心者の人は気にしないでください。

ここには、さまざまな金融商品を売って儲けたい売り手の思惑が影響しています。

つみたて投資枠で購入できる、金融庁が厳選した金融商品は手数料等が極めて安いです。

そんな商品では売り手である銀行や証券会社は儲けられません。

なので、成長投資枠なんてものをわざわざ作って、コストの高い売り手が儲かる商品を売りたいのです。

金融庁は本来つみたて投資枠だけ作るべきでしたが、そんな業界の意向を無視できなかったのでしょう。

↑そんな大人の事情なんて私たちには全く関係ありません。

ですから初心者の人は気にしないでください。

2つの投資枠には、同じ商品を入れるのが合理的です。

投資枠の限度額は買値です。

ここで新NISAの素晴らしい点をひとつ紹介します。

2つの入れ物であるつみたて投資枠と成長投資枠の限度額(入れられる大きさ)は、それぞれ600万円と1200万円でした。

この金額は、この入れ物にいれる金融商品の買値(買った時の値段)の金額です。

入れたあとに値上がりしたり値下がりした金額ではありません。

そして、この入れ物に入っている限り税金は発生しません。

ということは、仮につみたて投資枠で購入した600万円の金融商品が100倍の6億円になったとしても、税金はかかりません。

本来なら利益5億9400万円の20%である1億980万円が税金として引かれます。

しかし、新NISAに入れているので税金は発生しません!

素晴らしい!!

基礎編はここまで

さて、初心者の方に向けた新NISA攻略法(基礎編)はここまでとします。

ここで紹介した新NISAの特徴をしっかりと理解・把握して、どうやって実際に資産運用をするのかの実践編は次回記事にします。

また、どの証券会社で新NISA口座を開設するのかや、新NISAに入れる金額の決め方等はこれまでの私の記事を読んでください。

参考までにリンクを張っておきます。

↓証券会社は楽天証券かSBI証券がオススメです。

↓日々の生活で無駄なものを節約すれば、資産運用の元手ができます。

↓最新の金利の状況から、お金の置き場と分け方を考えてみました。

ごましお
ごましお

初心者の方がわかりやすいように記事にするのって、ほんとに難しい。質問などありましたらコメント頂ければ幸いです。

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