ごましお(@okowa1215)です。
私は新NISAの成長投資枠ではオルカンを年初一括購入しています。
しかし、日経新聞の記事によると成長投資枠で購入できる投資信託では、アクティブファンドが圧倒的に利益が出ているそうです。
やっぱり「成長」投資枠では、成長力のあるアクティブファンドこそ買うべきなのでしょうか??
ランキングを確認してみる。
日経新聞に掲載されているランキングを確認してみると、1位の「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」は年初来リターン(9月末時点)が48.45%です。
オルカンの年来リターンが20.03%、スリムS&P500が22.39%です。
その倍以上のリターンを叩き出しています。
ランキング1位の実力
この「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」は2009年8月27日に設定された、世界各国の半導体関連企業の株式を中心に投資を行うアクティブファンドです。
- 購入時手数料:3.3%
- 信託報酬:1.65%
- 信託財産留保額:0.3%
一般的な高コストファンドですね。
2009年8月というリーマンショックの影響の残る中で設定されており、約13年間で14倍になっています。
13年間で14倍は凄いですね!
しかも、10000円購入当たり約25000円の分配金も貰えています。
2009年の設定時に100万円分買ったとすると2024年9月末現在で、
- 残高:約1400万円
- 分配金累計:約250万円
ということになり、ランキング1位の実力をまざまざと見せつけています!
インデックス型も健闘!
10位までのランキング中にインデックス型が2銘柄食い込みました。
4位の「SMT MIRAIndex 宇宙」は2019年12月20日というコロナショック直前に設定されてた、世界の宇宙関連企業に投資するインデックスファンドです。
いわゆるテーマ型投資信託ですね。
信託報酬0.77%という最近のインデックスファンドとしてはちょっと高コストな部類。
それでも年初来リターンは約32%となっています。
現在の純資産総額が23億円台というのが気になるところですが、、
(ちょっと売れなさすぎですね( ;∀;))
8位に食い込んだ「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、
NYSE FANG+指数は、次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持ち、高い知名度を有する米国上場企業を対象に構成された株価指数です。
NYSE FANG+指数は、これらの企業に等金額投資したポートフォリオで構成されています。
となっておりインデックスファンドですがかなり尖った内容です。
現在は先物を含めた11銘柄のみに投資されていて、しかもその銘柄の割合が等金額になるようにリバランスされています。
かなり特殊な部類に属するインデックスファンドですが、年初来リターンは30%越え、純資産総額も2610億円と結構人気です。
2018年1月に設定され2024年9月末現在までの騰落率が453%(5.5倍!)になっています。
2018年7月に設定されたスリムS&P500の騰落率が194%(2.9倍!)ですので、S&P500に2倍近い差をつけています。
短い期間の比較です
新NISAの成長投資枠での比較ですので、年初から9月末までの約10か月間という短い期間での比較です。
それでも1位のファンドはオルカンの2倍のリターンがあります。
オルカン推しの私としては悔しい気持ちも若干あります(強がりw)
しかし、投資信託での資産運用において、たかだか10か月なんて期間の比較は意味ありません。
全世界株や全米株のインデックスファンドに勝つアクティブファンドはいくらでもあります。
インデックスファンドはいわば平均点を狙う投資方法ですので、それを上回る優秀なアクティブファンドは常に存在しているのは自明の話です。
重要なのは、その優秀なアクティブファンドを事前に見分けることはできないということ。
資産運用は10~数十年に渡る長期間を想定して行うものです。
そんな遠い未来でも、オルカンはちゃんとコツコツ利益を上げながら平均点を取ってくれるはずです。
逆にこのランキングにあるファンドで、そんな遠い未来に存在していると自信を持って言えるものがあるでしょうか?
(まあ、全滅ということはないでしょうがw)
アクティブファンドを選ぶのは楽しい!
アクティブファンドは様々な種類があるし、話題にもなるし、なんならとんでもない利益を上げるものも実際あります。
そんな数多くのアクティブファンドの中から、将来性のあるものを選び出すのは楽しいことです。
ちょっとぐらいコストが高くても、とんでもない利益を叩き出してくれれば問題ないわけです。
しかし、何度も言いますがそんな素晴らしい優秀なアクティブファンドを事前に見抜くことはできません。
事前にわからないものにあれこれ理由を付けて選別する行為は、すなわちギャンブルに他なりません。
趣味として楽しむ分にはギャンブルは刺激もあっていいものかもしれません。
しかし、自分の将来のお金の心配を解消したいのであれば、広く分散されていて低コストかつ無分配のインデックスファンドを選ぶことは常に合理的です。
ということで、私は愚直に新NISAではつみたて投資枠も成長投資枠もオルカンを積み上げます!
来年(2025年)の新NISAも年初一括でオルカンに全力投資の予定!
1位に輝いた「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」については、次回の記事でマニアックに取り上げてみたいと思います。お楽しみに!
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