ごましお(@okowa1215)です。
野村証券の社員によるびっくりするような事件が起きました。
中国新聞デジタルの記事によると、事件の内容は次のとおり。
広島市西区の民家で7月、高齢夫婦に薬物を服用させて建物に放火し、現金約2600万円を奪ったなどとして、神奈川県の無職の男(29)が強盗殺人未遂と現住建造物等放火容疑で逮捕された事件で、容疑者が夫婦の自宅から持ち出したとされる現金について「別の顧客から預かった投資金で損失を出し、その穴埋めに充てた」などと話していることが31日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、容疑者は当時、大手証券会社の社員で、夫婦は顧客だった。一方、別の顧客数人に業務外の投資話を持ちかけて預かった現金を運用し、損失が発生。損失は数千万円程度に上り、資金繰りに困っていたという。
容疑者が火災当日、夫婦方を訪れ、3人で飲食した際に睡眠作用のある薬物を混入した疑いがあることも捜査関係者への取材で判明。広島県警によると、夫婦は火災に気付いて屋外に避難した。体内からは薬物の成分が検出された。県警は、容疑者が夫婦の資産状況を把握した上で犯行を計画した可能性があるとみている。
中国新聞の記事では「大手証券会社の社員」としていますが、別の記事でははっきり「野村証券の社員」と記載されています。
証券会社社員は金がある家を知っている!
今回の事件で恐ろしいことは、被害者夫婦が犯人の顧客だったこと。
野村証券の営業担当として犯人は被害者夫婦の家を複数回訪問しており、当然被害者がお金を持っていることを把握していました。
しかも、事件前から計画的に夫婦に現金を準備させて犯行に及ぶという用意周到ぶり。
被害にあった夫婦は80代だそうですので、天下の野村証券の社員がまさかそんな鬼畜な犯行を計画・実行するなんて思いもよらなかったのではないでしょうか?
業務外の投資話ってなに??
一つよくわからないのは、野村証券の業務外で別の顧客に投資話を持ち掛けている点。
私は証券会社の対面営業を受けた経験はないのですが、ある程度仲良くなると営業マンがもっと儲かる話を持ってきてくれるんですかね?
しかし、その業務外の投資で損失を出しているんですから、この元証券マンの犯人も大した投資家ではなかったってことですね。
流行りの闇バイトより酷い話
元野村証券の営業マンである犯人は、被害者夫婦の営業担当として信頼を得ながらも、今回のような犯行を犯したわけです。
昨今流行っている闇バイトによる強盗事件も酷いですが、自分のことを信頼している顧客を殺して金を奪うなんて、どんだけ鬼畜な所業なんだって話です。
過去にも野村証券の社員の悪行はニュースになっています。
野村証では2019年に姫路支店の元社員が退職後に、同証の顧客を含む複数の投資家に架空の投資商品の提案を行った詐欺容疑で逮捕されていた。また、同年には同証の社員2人が女性に大量の酒を飲ませて昏睡(こんすい)させ、性的な暴行をした疑いで逮捕される事件も発生していた。
また、別の顧客にも業務外の投資話を持ち掛けて損失を出していますが、まさかとは思いますが野村證券の営業マンとしては良くある話なんですかね?
とにかく、特に高齢者は証券会社に限らず、保険やら新聞やら、営業マンを家にいれてはいけない世の中になりました。
金があると知られたら殺されて奪われる可能性があります。
やっぱりネット証券でコツコツやるのが正解なのでしょうね。
自分の家に来ている営業マンにいつ殺されるかわからない時代になりました。自分の身の安全とお金は自分で守りましょう!
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