ごましお(@okowa1215)です。
今年の新NISA枠は無事にすべて使い切りました。
SBI証券の突然のルール変更によって「つみたて投資枠」が年初に使いきれない可能性がありました。
多くのブロガーさんの記事を参考に設定したところ「つみたて投資枠」の120万円もすべて埋められました。
参考にさせて頂いたブロガーの皆様、ありがとうございました。
あとは来年のNISA分の準備をするだけです。
資産配分を確認してみる
投資枠をいっぱいにできたので現在の資産配分を確認してみました。
インデックスファンドが全体の85%を占めています。
私が考える理想的な資産配分になっていて気分がいいですね。
インデックスファンドの中身を見てみると、全米株(楽天VTI等)やスリムS&P500、ナスダック100とNYダウで全体の58%以上!!
私はもともと米国株投資家でしたのでこの資産配分は当然です。
新NISAが始まるちょっと前から投資先をオルカンに変更して、新NISAではオルカンを積み上げています。
そのオルカンがやっと40%を超えてきました。
オルカンの65%は米国株ですから、実質的には資産のほとんどが米国株になります。
しかしその米国株の比率はオルカンを積み上げるほど(徐々にですが)低下していきます。
今後も米国が強いという見積もりに変更はありませんが、何があるかわからないのが相場の世界。
米国外にも一定程度分散投資することで、どんな事態にも対応できる(かもしれない)ことを狙っていきます。
今後もオルカンをひたすら積み上げる予定です。
残りの15%はどうする?
資産全体の残りの15%は現金(円とドル)と債券です。
年末年始にかけて債券ETFを売却して新NISAの資金に充当しました。
もともと債券ETFはすべてが含み損状態だったので、売却しても一切税金は発生していません。
なんなら損益通算でマイナス計上している状況です。
今年の年末には、おそらく特定口座のインデックスファンドをある程度売却する必要がありますので、その際の税金対策になりますね。
で、その際に売却したドルがまだたんまりと残っているので、この資金をどうすべきか最近考えています。
円とドルと生債券という「無リスク資産」で15%を占めています。
総資産が100万円なら15%で15万円です。
しかし資産が大きくなると15%と言っても額自体は大きくなってきます。
5000万円としたら15%って750万円にもなります。
私の資産は(ありがたいことに)それよりも多いわけで、普通に考えると結構な額が放置?されているようにも見えます。
こうなってくるとこの15%でも「もっと利益を!!」なんて邪な考えが出てくるわけです。
基本に立ち返るべし!!
こんな邪(よこしま)な考えが出てきた時は、資産運用を始めた基本に立ち返るべきです。
私の基本とはすなわち「山崎元さん」です!!
1月3日の「dメニュー」ニュースで取り上げられていたこちらの記事を読み返しました。
記事内の山崎さんのお考えを抜粋してみると、
手短に結論から述べよう。お金を効率良く増やすには、次のようにするといい。
(1)生活費の3〜6カ月分を銀行の普通預金に取り分ける。残りを「運用資金」とする
(2)運用資金は全額「全世界株式のインデックスファンド」に投資する
(3)運用資金に回せるお金が増えたら同じものに追加投資する。お金が必要な事態が生じたら、必要なだけ部分解約してお金を使う
の部分に簡潔明瞭にまとめられています。
んーとってもシンプルですね。
借金をしなくても済むお金として、生活費の3~6か月分を現金として確保しておく。
これは毎月の生活費といわゆる「生活防衛資金」のことですね。
それ以外の残りのお金はすべて「オルカン」にぶっ込むべし!
簡潔明瞭、何をすべきなのか一目瞭然です。
でも?あれ??
もしこのとおりにしたら??
過去の生活費を見てみると。。。
残っている限り2017年から毎月の生活費について記録があります。
2017年~2024年の毎月の生活費を単純平均したところ「25~28万円」程度でした。
ということは多く見積もって30万円としても、その6か月分である180万円を現金として残りの〇千万円は全部オルカンにすることになります!!
これはもう85%なんていう割合ではありませんw
資産の95%以上をオルカンにぶっ込むことにww
うひゃー、さすが師匠!!
私がまだまだ未熟者でしたww
それで問題があったのか?
実際問題として資産額の95%以上を、オルカンなどのリスク資産にしたとしてそれで何か問題があったでしょうか?
私にはちゃんとした仕事からの収入もあるし、妻もフルタイムで働いています。
何か散財するような高尚な趣味もないですし、借金地獄に陥った身内や親友がいるわけでもありません。
多分、生活費+生活防衛資金として180~200万円程度の現金があれば、なんの不便も問題もなく生活してこれたと思います。
そして間もなく50も見えてきたアラフィフとしては、これから生活費が減少することはあっても、極端に増加することもないでしょう。
だとすると「余分なお金はすべてオルカンにぶっ込む!」という師匠(山崎元さん)の言葉は、ここにきて私の中で重みを帯びてきました。
あれこれ悩むより!
山崎元さんの教えは常に簡潔明瞭です。
たぶん「投資なんかであれこれ悩むより重要なことが他にいっぱいある!!」ってことなんだと思います。
確かにそのとおりですよね。
損をしても、幸い「お金で済む話!」だ。命を取られたり、信用を失ったりするような問題ではない。
所詮はお金の話。
私の今年の資産運用のテーマは「シンプル」です。
あれこれ悩むより愚直にオルカンを積み上げる。
シンプルな資産運用のテーマに合致していますね。
でも、でもあれこれ悩んで考えて計算してみてその結果を見てほくそ笑む。
そんな楽しみもあったりします。
一気にやる必要はありません。
まだ2025年は始まったばかりです。
ゆっくり考えます。
悩んだ時は山崎元さん!!
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