ごましお(@okowa1215)です。
野村証券の元社員がうその投資話で1000万円を搾取したそうです。
こんなニュースが出てくると「事件を起こすような社員はごく一部で大半の社員は真面目」なんて話になりますが、(もちろんそうなのでしょうが)信じられなくなりますよね。
詐欺の手口は?
野村証券で顧客の資産運用を担当していた去年1月、東京 中野区の70代の女性に対し「野村証券の社員が加入できる積立金制度があり、社員である自分に資金を預けてくれれば、年2%の利息をつけて返せる」などといって、自分の口座に1000万円を振り込ませ、だまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
何にも知らない人からすると、天下の野村証券ですからそんな「積立金制度」がありそうですよね。
しかも「年2%の利息」って微妙に本当っぽいw
よく聞く投資詐欺では「絶対に儲かる!」とか「確実に利益が出る!!」なんて言って騙すことが多いと思います。
もしかすると野村証券の社員であることと、そんなに不自然な内容ではなかったことが、被害者が信じてしまった原因かもしれません。
巧妙ですね。
「野村証券のブランドを利用し、金をだまし取ろうと思った」
って容疑者は言っていますが、やっぱり天下の野村証券に入社できるのですから、頭は良くて悪知恵が働く人間だったのでしょう。
退職するまで被害に気付かないって、、、
貸金庫から多額の顧客の金品を盗んでいた銀行員とか、投資に失敗して強盗殺人・放火をする証券会社社員とか。


貸金庫から金品を盗んだ三菱UFJ銀行の女は、FXで多額の損失があり、その穴埋めに犯行に及んでいたようです。
強盗殺人・放火魔の野村證券社員は「業務外の投資話を持ちかけて預かった現金を運用」し、損失が発生だそうです。
今回の野村証券の元社員もギャンブルでの多額の借金があったとか。
別に銀行員や証券会社の社員がFXとかギャンブルをしてはいけないことはないでしょう。
(内規として禁止している場合がありそうですが。)
しかし、多額の損失やギャンブルでの借金がある人間が、支店長になったり営業員として顧客の家に行ったりするのは防げないものなんでしょうか?
今回の場合には、野村証券側は容疑者が退職した後に事件を把握しています。
貸金庫の女とか、借金社員とか。
職場の同僚とか上司は気づかなかったのか?
システムとして借金持ち社員を排除できないのでしょうか?
もう他人のお金に関係する立場になる人は、ちゃんとプライベートも管理してくれないと安心してお金を預けられません。
証券会社員や銀行員は信じるな!!
ハラスメントに厳しい昨今の社会状況を考えると、社員のプライバシーまで会社が管理することは不可能でしょう。
だとするならば、自宅に営業に来るような人間(証券会社でも保険会社でも)は、悪人・犯罪者だと考えて一切信用してはダメですw
犯罪に至るのはほんの一部なのでしょうが、昨年職場で実施された資産運用セミナーに参加したら、某保険会社の営業の人が「最近は外貨建て個人年金保険が人気なんですっっ!」って力説してました。
(円安なのに?円安だから売れるんでしょうね。。。)
結局彼らは金の臭いには敏感なのです。
顧客が損失を抱えようが関係ありません。
商品が売れて自分たちが儲かればそれで良いのです。
話の真偽を判断できないのであれば、やっぱり対面での営業を受けるべきではないと思います。
だからと言ってネットでも投資詐欺は後を絶ちません。
自分のお金を守るためには正しい知識をしっかりつけることが、いつの時代も重要なんですよね。
「新NISAの範囲内でオルカンを買ってあとは何もしない」
やっぱりこれが正解ですね!

2024年の野村証券の営業収益は4兆円超えで前年の倍近くです。これだけ儲かれば犯罪社員を放置しても問題なしって考えているかもしれませんねw
コメント