ごましお(@okowa1215)です。
3月1日から楽天銀行マネーブリッジの適応金利が上昇します。
証券会社と銀行口座を連携させることで高い金利を得られるサービス
- SBI証券とSBI新生銀行なら「SBI新生コネクト」
- 楽天証券と楽天銀行なら「マネーブリッジ」
どちらも3月から高い金利で利用できます!
楽天銀行の金利は?
2月4日に発表された楽天銀行の新しい金利は次のとおりです。

マネーブリッジを利用して「楽天証券の口座」と「楽天銀行の口座」を紐付けると預金金利が優遇されます。
現在は300万円までが0.18%、300万円を超えた分は0.12%でありメガバンクの普通預金金利に負けていました。
(メガバンクの預金金利は横並びで0.2%)
それが、それぞれ0.1%上乗せされて最大で0.28%となります。
SBI新生銀行が1月28日に金利の引き上げを発表していました。

遅れること1週間で楽天銀行が金利引き上げを発表したのですが、それでもSBI新生銀行の0.4%に比べてしまうと残念な感じもしますね。
楽天銀行は300万円までという制限がありますが、SBI新生銀行は金額の制限はありません。
1000万円預けようが1億円預けようが0.4%です。
今後も日銀は利上げを継続する方針のようですので、次回利上げがあった場合のそれぞれの対応についても注視したいですね。
100万円預けると?
楽天銀行、SBI新生銀行、メガバンクの普通預金に100万円を1年間預けた場合の利子は次のとおりです。

ちょっと前までまったく利子がつかなかったことを考えれば、だいぶ良くはなったのですが、、、
まあ、普通預金は無リスクで1000万円までは安全だということが重要ですからね。
私は楽天銀行もSBI新生銀行もどちらも活用しています。
楽天銀行は給料の振込口座として、各種クレジットカードなどの引き落とし用口座にしています。
本当は金利が高いSBI新生銀行にすべてをまとめてしまいたいのですが、1つだけ楽天銀行が優れている点があるのです。
それは自動で定期的に振り込みをしてくれること。

毎月の家賃を妻と折半していて、妻の口座に毎月1回振り込みをしているのです。
なので「毎月お任せ振り込み」がとっても便利。
SBI新生銀行にはない機能なんです。
まあ、自分で毎月1回振り込みをすればいいだけなんですが、やっぱり面倒だし忘れたら大変だし。
もしSBI新生銀行がこれと同様の機能を備えたら、すべてをSBI新生銀行に捧げますw
要望を送ってみようかしら、、
無リスク資産の置き場としては?
ということで、私の場合では毎月の生活費は楽天銀行の普通預金口座に入れています。
だいたい30万円を維持していれば問題ないので、毎月のすべての支払いが終わって30万円が残っていればよしとしています。
その30万円を上回るお金はSBI新生銀行の口座においています。
いわゆる生活防衛資金ですね。
だいたい生活費の6か月分を目安にして、そこから溢れた場合にはオルカンを購入します。
なのでSBI新生銀行には180~200万円が残っていることに。
無リスク資産の置き場は、探せばもっと金利の高いところもあるとは思います。
しかし、私としては明確に損をしていないなら細かい金利にはこだわらないことにしています。
メガバンクが0.2%まで金利を上げたのに、楽天銀行が0.18%を「優遇金利だ!」なんて言っていることが「明確な損」ですかね。
なのでそれが今回解消されるわけですから、細かい0.0数%を追求するつもりはありません。
それよりもオルカンを積み上げることに集中することがより重要だと思うからです。
金融所得課税が強化されると??
国民民主党が金融所得課税の強化に言及したことによって、俄かに金融所得課税が注目を集めています。
しかし、なんとなくですが株や債券などの金融資産を持っている人以外は関係ない、って雰囲気がありませんかね?
忘れがちですが銀行の利子も立派な「金融所得」です。
銀行の利子は「源泉分離課税」の対象ですから、利子が支払われると銀行に税金が「源泉徴収」されて残りのお金が自分の口座に支払われます。
すなわち金融所得課税が強化されると、皆さんの銀行預金の受け取り利子も減ってしまうのです!!
↑ここ重要!テストでますw
現在の金融所得の税率は一律20.315%です。
その内訳は
- 所得税:15%
- 復興特別所得税:所得税×2.1=0.315%
- 住民税:5%
今後30%まで税率を強化するとされています。
2037年までは復興特別所得税は課税されることになっていますので、最悪の場合は次のようになる可能性があります。
リンク:復興特別所得税
- 所得税:20%
- 復興特別所得税:20%×2.1=0.42%
- 住民税:10%
- 合計:30.42%?!
先ほどの例と同様に100万円を1年間預けた場合の利子はこうなります↓↓

んー、せっかく金利が上昇したのに税金でその分を取られるのは悲しいですね。
以上のように金融所得課税の強化というのは、日本国民の大半に関係するかなり大きな議題なのです。
ぜひ多くの人に関心を持ってもらいたいですね。
最後に
今回は楽天銀行の金利引き上げをテーマに記事を書いてみました。
日銀はまだまだ利上げを継続するようですので、今後も銀行金利は上昇していく可能性は大きいですね。
そのことは現金・預金をたくさん持っている人や世代には恩恵になりますが、利上げによって借金の返済金利も上昇しますので、特に住宅ローンを抱えている人には厳しい問題でもあります。
まさに他人事ではない重要な問題ですので、今後もしっかり注視していきたいです。

0.28%という金利は決して優遇金利ではないですよね?楽天さんもうひと上げお願いします!!
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