ごましお(@okowa1215)です。
日本ではもったいないお金持ちが増加しているようです。
インフレによって物価上昇率が2%を超えています。
資産運用の重要性が増していますし、何よりデフレマインドからの脱却が必要です。
もったいないお金持ちって?
記事によると銀行に1億円以上預けている人が年々増加しているのだとか。

この表からわかるのは、1億円以上銀行に預けている人の数が20年間で3倍以上に増えているってこと。
1億円以下の人たちの増加率に比べたら、グラフの角度が急上昇しているのが見て取れますね。
しかし、この表の出典は日銀となっていますので、当然なんでしょうが個人の銀行口座の残額は国(日銀)に把握されているんです。
日銀が個人名まで把握しているのかは不明ですが、個々の銀行は当然1億円以上の貯金のある人は把握しています。
きっと1億円も持っている人には営業とか多そうですねw
高齢者が大半でしょうから対面式の営業マンが自宅まで営業にやってくるなんてことも。


最近は物騒な世の中ですから、自分のお金はしっかり自分で守らないといけません。
記事の内容には90%賛成ですが、、
記事では
せっかくお金という働き手がいるのに、金利の低い銀行預金に置いておくのは、やる気のある社員に仕事をさせない経営者のようなものです。
円の普通預金金利は、金利が比較的高いSBI新生銀行でも年利0.4%です。
といっていますが、私も全面的に賛成です。
日本の物価上昇も2~3%となっている現在で、高々0.4%しか金利が付かない銀行に預けていても資産が目減りする一方です。
資産が多い高齢者なら年金と預金の取り崩しで何とかなるかも知れませんが、現役世代の人たちは大変です。
銀行預金金利が物価上昇率を下回っているということは、銀行の預けたお金はどんどん価値が減っていってしまいます。
一生死ぬまで働くつもりの人はそれでもいいのかもしれませんが、リタイヤしてゆっくり余生を過ごしたいならやはりリスクを取って資産運用しなければなりません。
ここまでは私も記事の内容に100%賛成なんですが、その後の解決策がいただけません。
記事では銀行預金よりも不動産投資せよ!って主張されていますw
例えば、東京23区のワンルームマンションの賃貸利回りは約4%ですから、10倍の差があることがわかります。1億円を0.4%で運用しても年間40万円ですが、4%で運用できれば400万円です。桁違いのキャッシュフローとなります。
もちろん、ワンルームマンションには空室リスク、家賃下落リスク、災害リスクなどの預金にはないマイナス面がありますが、家賃が半分に下がり、空室率が50%になっても、まだ銀行預金より多くの収入が得られます。
どうなんでしょう?
もちろん現物資産である不動産投資が好きな人も多いと思います。
しかし、銀行口座に1億円も預けているような、特に高齢者の人って資産運用とか経験ない人も多いのではないでしょうかね?
そんな人にいきなり不動産投資を勧めますかね?w
年金生活者の中には、銀行に預金を滞留させ、元本を減らすことを恐れ、金利と少ない年金で慎ましく生活している人もいます。
であれば、不動産のような資産を活用して、毎月の手取りの金額を大きくすれば、老後の不安は解消します。
んー、完全に投資未経験の年金生活者(高齢者)をターゲットにしていますねw
REITの利回りは4.5%以上!!
現物の不動産を購入して賃貸し不動産収入を得るって、まったくの初心者にとってはかなり大変な投資方法だと思います。
経験があって不動産の管理とかが好きな人がいることは確かですが、そうでない場合には管理業者に依頼することになります。
それってかなりの手数料がかかってしまうでしょうね。(たぶん)
最近利回りが上昇しているREIT(不動産上場投資信託)は、年率で4.5%以上のものがゴロゴロしています。

REITであれば0.2%程度の信託報酬(年率)だけで面倒くさいことは一切なく、現物不動産を保有して運用しているのと同じような利益を得られます。
しかもまとまったお金が必要になったら、売却してすぐに現金化も可能です。
現物の不動産なんか購入してしまったら、簡単に売却・現金化なんてできません。
どちらが自分にとって有利なのかは自明ではないでしょうか?
やっぱりオルカン!!
だからと言って私はREITの購入をお勧めしているわけではありませんw
やっぱり資産運用するならオルカンです。
REITのように決まった時期に分配金は得られませんが、その分税金が引かれることなく運用できます。
お金が必要な時に必要なだけ解約すればいいだけ。
なにより年間の信託報酬は0.06%程度。
実質コストでも0.1%程度と極めて安いです。
今回取り上げた記事の最後ではこんな文章があります。
もちろん、悪徳な不動産会社もたくさんありますから、信頼できる会社を見つけて、良質な物件を妥当な価格で購入することが大切です。
私がお付き合いがある不動産会社は長年のお付き合いの実績があり信頼できる会社ばかりです。私が物件購入しただけではなく、家族にも紹介して感謝されています。
完全な営業ですねw
こんな甘言に惑わさえて多額?の手数料を取られるくらいなら、新NISAでオルカンを買って放置しておきましょう。
資産運用を始めるのに遅いことはないと思います。
物価上昇に負けないためにも、ある程度のリスクを取ってオルカンを購入することを真剣に考えてみてください。

記事の筆者である内藤忍さんは投資界隈では有名な方です。私も昔、内藤さんの著作を読んで勉強させていただきました。
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