ごましおです。
アメリカのナスダック100指数が高値から10%マイナスで調整局面入りだそうです。
去年から新たに購入し始めた私の「ニッセイナスダック100インデックスファンド」も10%のマイナスで真っ赤っかですw
相変わらずタイミング悪いですね。
主要投信も下げています!
今年年初からの各種主要投資信託の変化を見てみました。
商 品 | 年 初 | 現 在 | 下落率 |
---|---|---|---|
オルカン | 27,473円 | 25,920円 | -5.65% |
スリムS&P500 | 33,928円 | 30,809円 | -9.19% |
ニッセイナス100 | 19,936円 | 17,608円 | -11.68% |
iFree FANG+ | 71,642円 | 60,803円 | -15.13% |
見事にすべての投資信託が下げています。
去年までの好調な株価をけん引していた「テクノロジー銘柄」の下げが大きいことが見えてきます。
オルカンも下げてはいますが、その他の米国系ファンドに比べると下落幅が小さくなっています。
これはオルカンに含まれる米国以外の株価が好調だから。

↑S&P500(VOO)とヨーロッパ株(VGK)を比較したチャートです。
ヨーロッパ株(VGK)は年初来で15%以上上昇しています。
んー、こんな時は全世界に分散しているオルカンの強みが光りますね^^
金額でみてみると
先ほどの商品を年初に新NISAの成長投資枠で買ったとするとこんな感じ。
商 品 | 年 初 | 現 在 | 下落額 |
---|---|---|---|
オルカン | 240万円 | 226万円 | -14万円 |
スリムS&P500 | 240万円 | 217万円 | -23万円 |
ニッセイナス100 | 240万円 | 211万円 | -29万円 |
iFree FANG+ | 240万円 | 204万円 | -36万円 |
結構リアルな数字になってきますね。
私は年初一括でオルカンを240万円分購入しましたので、2か月ちょっとで14万円のマイナスです。
ナスダック100やFANG+を買った人だと、1か月の給料分くらいが消えてしまっています。
こうなってくるとさっさと売ってしまいたくなる人も出てきたり??
オルカンは「2612銘柄(2025.1.31現在)」に投資していますが、FANG+は「10銘柄+先物(2025.1.31)」にしか投資していません。
厳選されているので当たれば利益は大きいですが、その分リスクも大きくなります。
それをちゃんと理解して購入していれば、この程度(-15%)の下げも耐えられるかもしれません。
でもちゃんと理解していないと「厳しい下げ」になっていそうです。
売りたくなったら??
購入した株が下落するとこはとってもキツイこと。
「上昇したら利益が出て嬉しい!」
「下落しても安く買えるから嬉しい!」
なんてことを言う人がいますが、たぶん嘘ですw
嘘というか、そうやって考えて厳しい相場を乗り切ろうとするのです。
私は正直(?)なんで持ち株が下落したら悲しいです。
特に新NISAで投資を始めた初心者の人はきつくなってくるかもしれませんね。
もし心配で夜も寝れないとか、仕事しながらも株価のことばかり考えてしまうとか。
そんな風に生活の質を落としてしまうなら、いっそのこと売却して楽になってしまったほうが良いです。
株価なんて些細な問題です。
その他に悩むべき重要な問題はいっぱいあるのですから、株価程度で悩む時間がもったいない。
自分には株式投資は合わなかったんだと思って逃げてしまいましょう。
大丈夫です。
そうやって逃げる人が大半ですからw

私も昔はそうでした。
インデックス投資に出会う前の私もそうでした。
特に個別株投資をやっていた頃は。
明日の相場が気になって夜寝れなくなったり、仕事中にトイレに駆け込んで株価をチェックしたり。
で耐えられなくなって結局損切りしてしまうんですよね。
それがインデックス投資を始めてからは、特に最近はまったく気にならくなりました。
今現在は資産の9割近くがインデックスファンドになっていて、個別株などに投資していた頃の何倍もの資金を株に投資しています。
でも夜しか眠れません。
なんなら昼間も眠いですw
なぜそうなったかって、いろいろ経験したから!なんですが、たぶん下がってもどうせ元に戻るって信じているんでしょうね。
好きな投資家にピーターリンチって人がいるんですが、その人が良いことを言っています。
ちょっと長いですが引用します。
「株価の下落は驚くべき出来事ではなく、繰り返し起こるもので、ミネソタの極寒の大気のように当たり前のことである。寒い気候の中で生活していれば、気温が氷点下に下がることには、慣れっこになり、外気が零度以下になっても、次の氷河期が始まったと考えはしない。防寒具を着込み、道路の雪を取り除く。時がたてば暖かくなることはわかっている。成功している株式投資家は、市場の下落に対して、ミネソタの人が氷点下の気候に対するのと同じような感覚を持っている。」
ピーターリンチの株式投資の法則
ピーターリンチは冬の寒さを株価の下落に例えています。
どんなに寒い冬が来たとしても春になれば暖かくなる。
みんな知っていることなんですが、なぜか株式投資になると「世界が滅んでしまう」って思い込む人がいるんですよね。
そうやって世界の破滅を信じてしまう人がいるので、定期的に株価の下落や暴落がやってきます。
でもそれは冬の寒さが厳しいからと氷河期が始まらないように、株価もきっと元通りになると考えている投資家に利益をもたらしてくれます。
暴落からの上昇を(何度か)経験すれば、それが実感として理解できます。
なので初心者の人で初めて下落を経験する人の多くは、厳しい下落に耐えられなくて逃げてしまうのです。
「愚者は(自分の失敗という)経験に学び、賢者は(他人の失敗という)歴史に学ぶ」といいますが、世の中賢者だらけなら株価の暴落も起きないかもしれませんね。
暴落なんていつ来るかわからない!
今年は年初から大きく?下げていますが、このまま下落が継続するのか?
それとも2024年のように上昇するのか?
それはやっぱり誰にもわかりません。
誰にも(有名な経済学者や評論家でも)わからないことなんですから、私のような愚かな人間にわかるはずがありませんw
なので淡々と投資を継続するだけです。
持ち株が下落して含み損になることは誰にとっても嫌なことです。
嫌なことなんですからそもそも株価なんて見ないほうが良い。
その他の重要なことに集中して株価のことなんて忘れていましょう。
私はブログを書くためにわざわざ下落している自分の持ち株を確認していますが、本来は必要ないことです。
きっとお金が必要になる数十年後に振り返ってみたら、今のちょっとした下落なんて誤差みたいなものですから。

年初から年収分くらい資産が消えましたw まあそんなこともありますよね。
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