SBI証券、中国株の買い注文停止!やらないよりはマシだけど影響ある人もいそう。

気になるニュース
スポンサーリンク

ごましおです。

証券口座乗っ取り対策としてSBI証券では全ての中国株の買い注文を停止しています。

私は中国株なんて買わないから影響ないですけどね。

根本的な対策ではないよね。

SBI証券は6日、全ての中国株について新規の買い注文の受け付けを停止した。自社で扱うのは約1300銘柄ある。サイバー犯罪集団が証券口座を乗っ取って株式を不正売買する例が相次いでおり対策を強化した。

記事によれば証券口座乗っ取り対策強化のために新規買い注文を停止したとのこと。

SBI証券の外国株式取引ページに行くと注意書きがありました。

諸般の事情により、当面の間、中国株式の全銘柄について買付注文の受付を停止しております(電話での注文受付も不可)。再開する際は改めてご案内いたします。 なお、売却注文は通常通り受付いたしますが、一部の銘柄につきましては電話でのみの受付となります。当該一部の銘柄を保有されているお客さまにはメッセージボックスにお送りしております『重要なお知らせ』にて、対象の銘柄名およびお取引方法等をご案内しております。 お客さまにはご不便をお掛けいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

SBI証券 外貨建商品取引 中国

証券口座乗っ取り → 中国株の不正取引

ってのが最近のトレンドなわけで中国株自体を買えなくしてしまえば一応の対策にはなりますね。

私はそもそも中国株取引はしていないので全く影響なし。

ただ中国株取引を専門にしている人もいるでしょうし、その人にとっては影響絶大ですよね。

最近私は米国株からも撤退したので、全ての外国株の新規買いを停止しても問題ありません。

(米国債と外貨MMFの取引のために外国株式取引口座は必要なようなので、債券が満期になるころに取引できるようになっていればOK!)

しかしどうなんでしょう?

対策強化となっていますが、対応も遅い気がするし、そもそも根本的な解決策ではありません。

中国株じゃなくても、その他の国の株を買えば最近はやりの口座乗っ取りからの不正取引は成立してしまいます。

なんなら日本株だって問題ありません。

やはり口座乗っ取り自体を防止できなければ「いたちごっこ」が続くだけです。

ここで抑えられるかどうか?!

前回の記事でも触れましたが不正取引による被害額は増加の一途です。

本気で強力な対策を打ち出せなければ、今後の日本の投資環境はやばいことになってしまいます。

特に証券業界は当初は「フィッシング詐欺」が原因として、個人の責任で済ませようとしていました。

もちろん「フィッシング詐欺」が皆無だとは言いませんが、システムの穴が大きすぎたことが主因なのです。

証券業界が危機感と責任感をもって対策&補償に乗り出すべき事案です。

それと同時に各個人も自分の資産を守るためにできることは全てやるべきです。

規制や対策で不自由な取引しかできない環境は、せっかく新NISAで盛り上がっている日本の投資熱を冷ましかねません。

早くストレスなく資産運用ができる環境を取り戻してもらいたいものです。

ごましお
ごましお

やらないよりはましですが後手後手感が満載ですよね。今回の事案を契機に個人も業界も意識改革が必要になっています!

スポンサーリンク

コメント