ごましおです。
資産のほんの一部ですがドル建ての社債を保有しています。
購入したのは2022年。
3年経過したので状況を確認してみました。
三井住友フィナンシャルグループの劣後債
現在保有しているドル建て社債は「三井住友フィナンシャルグループ」の2030年9月満期の劣後債です。
2030年9月が満期ですから、まだ5年ちょっと期間が残っていますね。
購入したのが2022年5月と7月。
2回に分けて1万5000ドル分購入しました。
詳細は以前記事にしています。

2020年9月に発行されており、金利は2.142%でそんなに高金利ではありませんね。
1000ドルから購入可能です。

SBI証券の債券ページで検索してみるとまだ売っていました。
毎年4万円弱の利子!
2022年5月と7月に1万5000ドル分購入しましたが、当時のドル円相場で考えると167万円くらいでした。
年に2回、合計2.142%の利子がもらえます。(3月と9月)
今までもらった利子をまとめるとこんな感じ。(税引き後)
利子(ドル) | 利子(円) | |
---|---|---|
2025年3月 | 128.5ドル | 19049円 |
2024年9月 | 128.17ドル | 18274円 |
2024年3月 | 128.22ドル | 19257円 |
2023年9月 | 128.36ドル | 18883円 |
2023年3月 | 128.21ドル | 16632円 |
2022年9月 | 128.37ドル | 18310円 |
合 計 | 769.83ドル | 110405円 |
167万円を投資して3年間で11万円を利子としてもらいました。
年利に直すと2.2%くらいですかね。
これが良い利回りなのかどうなのか?
人によるかw
価格(単価)上昇!
債券の価格も株の価格と同じように日々変動しています。
(債券の場合は単価といいます。)
- 購入時の価格(単価):84.31
- 現在の価格(単価):87.38
3年経過してちょっと上昇しました。
その結果、債券の価値は、
- 購入時:12646ドル(167万円)
- 現在:13107ドル(188万円)
20万円ほど上昇しています!
この価格(単価)は2030年9月の満期日には100になることが決まっています。
もちろんその時のドル円相場によりますが、現在と同じ144円だったとすると、
- 現在:188万円
- 満期時:216万円!!
おお!
かなり利益が出ることになりますね。
円高になれば利益減少、、、
もちろんドル建て社債ですから、円高になればその分利益が減ってしまいます。
- 1ドル140円=210万円
- 1ドル130円=195万円
- 1ドル120円=180万円
- 1ドル110円=165万円
このように1ドルが110円まで円高になってしまうと、購入時よりもマイナスになってしまいます。
2030年のドル円相場がどうなっているか?
なんてことは誰にもわからないので、これは考えても無駄ですね。
円高になっているならドルのまま保有しておいて、また円安になったときに円に戻せばよいですしね。
実はこのドル建て社債を購入するためのドルは、1ドル90円~110円の時期に換えたものです。
多分平均交換相場は1ドル100円台前半のはずです。
なので、かなり円高になったとしてもトータルで考えると利益が出るはずです。
今のところは順調!
ということで、購入してから3年が経過したドル建て社債を確認してみました。
ドル円相場が当時よりも円安になっていることと、満期に向けて債券の価格(単価)が若干上昇したことで、今のところは順調です。
私の資産運用のメインはあくまで「オルカンの積み上げ」ですから、今後債券を追加で購入することは考えていません。
ただ、将来のことはわかりませんし、債券の勉強がてら購入して保有しています。
このまま順調に満期日をむかえてほしいものです。

まだまだ米国金利は高いのでドル建て債券も魅力ある商品ですよね。あくまでメインはオルカンですが、資金の一部でどうでしょう?
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