ごましおです。
最新のAIを活用して新NISAの正解をはじき出した記事がなかなか秀逸でした。
あなたにとっての正解は?
私にとっては常にオルカン全力が正解です!
AIが導く新NISA最適戦略とは?
本レポートでは、こうした課題に対する一つの解として、最新のAI技術を活用する。AIは人間の感情や主観を排し、膨大なデータと確率論に基づいて、まず投資戦略の根幹となる普遍的な「年代別最適ポートフォリオ」を導き出す。その上で、その戦略を新NISAという制度の中でいかに効果的に実践していくかを考察し、私たちの資産形成にどのような影響を及ぼすのかを考察する。
新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの投資枠があります。
それぞれが投資できる内容が異なることから、さまざまな組み合わせの自由がある反面、どう使ったら良いのか悩む人も多いかもしれません。
本記事では、そんな人にとってどんな使い方がベストなのか?
年代別に3つに分けてAIが戦略を立ててくれています。
年代別の戦略とは?

AIの分析によると各年代別に上記のような戦略がよいとのこと。
- 20~30代:成長最大化シナリオ
- 40~50代:バランス移行シナリオ
- 60代~:資産活用・防衛シナリオ
成長最大化?!
20代と30代を対象とするシナリオでは「全世界株への集中投資」が正解!
つみたて投資枠と成長投資枠の双方を活用し、運用資産の100%を、全世界の株式市場の動きに連動する低コストのインデックスファンドや、代表的な米国株式指数に連動するインデックスファンドに投じることを推奨する。債券やその他資産への分散は、長期的なリターンを抑制する要因になるため、この段階では不要と判断する
いいですね~。
低コストインデックスファンドへの全力投資!

私向きですw
20~30代のように若い人の場合、運用期間を40年以上取ることができます。
40年もあればちょっとやそっとの暴落なんて、なんてことはない莫大な成長の恩恵を受けれるでしょうね。
短期的な株価の上下などに関わらず、とにかくインデックスファンドを積み上げることに集中すべき期間ですね。
バランス移行?
私が属する40代50代では取れる運用期間が短くなるので、攻め一辺倒ではダメです。
AIは、これまで築き上げてきた資産を大きな下落リスクから守る必要性を指摘する。

徐々に株式以外の債券や、株式と異なる動きをする資産(不動産など)を組み込むべきとのこと。
増やすことよりも減らさずに「守る意識」を持つ。
これがこの年代の正解になりそうですね。
資産の活用と防衛!
60代以降のリタイア後は、それまでに築いた資産を取り崩す段階になります。
AIがこの年代における最大の敵として認識するのは「インフレ」である。
退職金やそれまでの資産を貯金だけにおいておくと、インフレに食われてどんどん資産価値が目減りしてしまいます。
なので大半の資産は貯金や個人向け国債で守りに徹しますが、ある程度のリスク資産を保有してインフレに備える必要があります。

60代以降でも株式投資が必要であることをAIは示していますね。
よく「退職金で投資して失敗」なんて(悲しい)話がありますが、このAIの戦略どおりに実践できればそれほど大きな失敗はしないのではないでしょうか?
年齢とともに株式の比率を下げる!

AIが導いた年代別の戦略は、年齢が上がるに連れて株式の比率を下げていきます。
取れる投資期間の長さによって暴落を食らった時のダメージは異なります。
年齢が高ければ暴落からの回復を待てない可能性もあるので、やはり安全資産を多めに準備することは正解になりますね。
今から始める人にはそうだけど、、、
さてAIが導き出した年代ごとの「正解」を見てみましたが、これって今から投資を始める人の場合です。
今50代の人が新NISAを使って資産運用を始めるなら、株式100%だと危ないよ。
債券とかREITとか混ぜて「守り」も意識しましょうね、ってことです。
20代から全世界株100%で資産運用を始めた人が「40代になったから資産の一部で債券を持ちましょう!」ってことではありません。
↑ここ重要です!!
私が本格的に資産運用を開始したのは30代になってから。
いきなり株式100%の全力ポートフォリオにはできませんでしたが、だんだんそれに近づいてきて50代目前でオルカン全力になっています。
なんなら一部でもっている債券も全部売って、オルカン100%を目指してすらいますw
なんでそんなことできるのかって、変態だからではないですよ。
資産運用の経験を積んでいるからです。
リーマンショックもコロナショックも、なんならトランプショック(?)も乗り越えてきたからたどりついたのです。
なので一番重要なことって「とにかく可能な限り早く資産運用を開始すべき!」ってことなんです。
それっていつですか?
今ですよね。
今が一番若いんですから。
途中で変更するとコストがかかる!
もう一つ重要な点が20代で株式100%で始めた人が、40代になったからって資産の一部の株式を売却して債券等を買うとすると、支払わなくてよい無駄なコストが必要になります。
含み益に対する税金、売却に対する手数料、債券購入の手数料など。
もっと言えば「全世界株」以外の資産の勉強したり選ぶ時間もコストの一部です。
そうやってコストをかけたのだから、資産運用がうまくいってより儲かるなら良いのですが。
もちろんコストはマイナスしか生み出しません。
資産運用の途中で資産配分を変化させることは、なにやら上級者感がありますが(w)、実際にはコスト負けしてしまうのが落ちです。
何もせず、周囲の雑音に心乱されず、ジッと低コストのインデックスファンドをひたすら積み上げ・保有し続けること。
これが正解なんですが、この記事を読むとちょっと誤解する人がいるかもしれませんね。
典型的な無駄なことはしない!
20代で資産運用を始める人は、オルカンのような全世界の株式に分散されている低コストのインデックスファンドをひたすら積み上げましょう。
オルカンの「ような」と言いましたが、もうオルカンでいいですw
とにかく自分が取れる最大のリスク許容度の範囲内でオルカンを積み上げる。
それを30代40代50代と継続できれば、分厚い含み益に守られた素晴らしい資産が築けるはずです。
そして60代以降になって資産の取り崩し期になったら、定期的にそのオルカンを売却すればいいだけです。
大半のオルカンを売って現金化しようとすると、莫大な税金がかかってしまいます。
莫大な税金を取られた上に、オルカンよりもコストの高い他の資産を買い直すなんて、典型的な無駄なことです。
無駄なことはコストがかさみます。
支払わなくてもよい無駄なお金は1円たりとも払うべきではありません。
若い時にオルカンを積み上げ、それを死ぬまで運用しながら必要な時に必要な額を取り崩す。
それが資産運用の正解です!
優秀なAI様が何と言おうとそれは変わりません。
最後に
20代30代の若い世代にとって、全力でオルカンを積み上げることが正解だ!とはじき出したAIはとても秀逸です。
できることならすべての人が、20代30代の若いころから資産運用を開始できれば素晴らしい将来が待っていますね。
これから資産運用を始めようとする人にとって、今回のAIの戦略はとっても役立つ内容です。
株式の部分を「オルカン」に、債券の部分を「個人向け国債」に読み替えて自分のポートフォリオにすれば、極めて低いコストでAIが理想とした戦略が可能になります。
あとはどれだけ早く始められるかですね。

20代の若いころから新NISAのような優れたシステムを使える人が羨ましいです。それだけ投資環境は良くなっていますので、始めるなら今!ですね。
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