ごましおです。
毎月恒例の全世界株式インデックスファンドの定点観測です。
2026年、新年一発目の状況をもとに、人気の2本を比較していきます。
対象は以下の2本:
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(通称:楽天・プラス・オールカントリー)
どちらも「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」をベンチマークとする人気ファンドです。
この2本を比較することで、
・現在のオルカンの立ち位置
・楽天・プラス・オールカントリーの追い上げ状況
を確認していきます。
それでは、2026年2月の状況を見ていきましょう。
騰落率と純資産総額のチェック
まずは、騰落率と純資産総額の変化を確認します。
騰落率を確認!

2026年2月は+2.4%でした。
月末にアメリカのイラン攻撃で相場は崩れましたが、それまでは比較的穏やかな展開でした。

※オルカンの1か月チャート
ドル円は円安予想に反して円高へ進み、一時152円台まで上昇。
その後は反転し、156円前後で月を終えています。
振り返ると、戦争前は平穏な相場でしたね(笑)
純資産総額の推移

オルカンは2月9日に純資産10兆円を突破。
その後も増加を続け、2月27日にはスリムS&P500を抜いて国内投信トップに。
長年「夢の商品」と言われてきたオルカンが首位に立ったのは感慨深いですね。
ただし3月18日時点では、再びスリムS&P500がトップに返り咲いています。
この競争も見どころです。
国別比率を比較してみる
両ファンドの中身(国別構成比率)をチェックしてみましょう。

米国株比率は全体的に低下傾向にあります。
その影響で、各ファンドのベンチマークとの乖離が拡大しています。
特に楽天・プラスは差異が3ポイント以上と大きめ。
相場が安定している局面では連動しやすいですが、変動が大きくなると差が出やすくなります。
現時点で騰落率に大差はないものの、この乖離は今後のパフォーマンスに影響する可能性があり、注意が必要です。
採用銘柄の比率もチェック
最後に採用銘柄の比率も確認します。

注目は銘柄ランキングです。
オルカンとベンチマークでは、TSMCが6位に浮上。
一方、楽天・プラスでは9位にとどまっています。
このTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited)は、2021年に熊本県菊陽町に半導体製造拠点を作ったことで話題になりましたよね。
周辺の人件費が高騰したり、移住してくる人が増えたりしました。
TSMCは半導体製造に特化した企業で、NVIDIAと並ぶ重要銘柄です。
楽天・プラスでのズレが一時的なものか、運用差なのかは不明ですが、ベンチマークへの追随という点ではオルカンの精度が目立ちます。
ベンチマークにピッタリ寄り添ってこそ!
インデックスファンドの評価軸は、ベンチマークへの連動性です。
完全一致は難しいものの、相場の変動時ほど運用の差が表れます。
私はオルカン中心ですが、妻は楽天・プラスを新NISAで保有中。
今後も乖離が大きいようであれば、見直しも検討が必要です。
そのあたりはドライに、シビアに判断すべきだと考えています。
この点は今後も継続してチェックしていきます。

3月はイラン情勢の影響で、差がさらに広がる可能性もあります。
来月の徹底比較シリーズにもぜひご注目ください!






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