ごましおです。
2024年1月に新NISAが開始されてから、今まで3回の大きな株価の下落(急落)がありました。
- 2024年8月(令和のブラックマンデー)
- 2025年4月(トランプ関税)
- 2026年3月(中東情勢)
それでも、多くの投資家は市場から逃げ出すことをしなかったそうです。
一度、株価の急落や乱高下を乗り越えた投資家は、多くの経験を積むことができます。
また、日本の投資環境がどんどん改善され、投資リテラシーが高まってきた結果とも言えますよね。
急落の教訓!
モーニングスター・ジャパン マネジャー・リサーチ部長の元利大輔氏に3度の市場急落を経て見えてきた日本人投資家の成熟について聞いた。
2024年8月5日(月)の日経平均株価の大きな下落を覚えている人も多いのではないでしょうか?
1987年10月のブラックマンデー翌日の下落を大きく上回り、史上最大の下げ幅を記録しました。
その結果、「令和のブラックマンデー」などと呼ばれる、歴史的な暴落になりましたよね。
今回の記事によると、やはりその時には多くの投資家が狼狽し、新NISAで購入した投資信託のパニック売りが確認されたそうです。
しかし、その後2回の急落時には、そのようなパニック売りの兆候はなかったとのことです。
1度目の急落を乗り切った人たちは、急落後の株価の大幅な回復も経験できました。
株価が一時的に下落しても、我慢して売らなければ、その後の回復の恩恵を受けられる。
そのことを自分のこととして実感できれば、もう怖いものはありませんからね。
どんな急落が来ても慌てずに行動できる投資家が増えれば、今後も株式市場は安泰ですね。
気になるのは世の中の雰囲気
しかし、私が少し気になるのは、最近の3度の大きな株価急落が、かつての○○ショックのような「暴落」と呼べるのかどうかという点です。
100年に一度と言われたリーマンショックの最中に株式投資を始めた私としては、直近の株価急落は、後世に○○ショックと呼ばれるほどのものではありませんでした。
何が一番違うのか?
それは「世の中の雰囲気」だと思います。
雰囲気だなんて抽象的ですが、もっと言えば「絶望感」が足りないと思うのです。
例えば、中東情勢が悪化した時には、株価の大きな下落とその後の乱高下がありました。
でも、だからといって「日本では石油は二度と手に入らない」とか、「石油不足で多くの企業が倒産する」とか、「大戦争が始まって世界経済が終焉を迎える」とか――
そんなことを言っている人はいませんでしたよね(笑)。
「今は株価が不安定だけど、中東情勢が落ち着けばまた回復して上昇するよね」と考えていた人も多かったのではないでしょうか?
だからこそ、我慢して持ち株を売らずに耐えることができたのだと思います。
でも、本当の暴落というのは、もっと絶望感に包まれているものです。
- 株式というシステム自体が間違っていた
- 世界経済の終焉がすでに始まっている
- 株価が回復・上昇するなんて愚かな考えだ
- ここ数百年の資本主義社会の歴史は幕を閉じた
このようなことを(本気で)言い出すくらいでないと、やはり絶望感が足りないですよね(笑)。
世の中の雰囲気なんてすぐ変わる!?
新NISAが始まり、低コストで優れたインデックスファンドが登場し、日本の投資環境はどんどん良くなっています。
また、世の中の雰囲気も株式投資を後押ししています。
「株を買わないほうが損」
そんなふうに考える人が増えているため、株価は上昇しているのです。
しかし、そのような世の中の雰囲気は一瞬で変わります。
絶望感を伴う本物の「暴落」が来たら、誰もが株式を保有したくないと思うでしょう。
1秒でも早く株を売って楽になりたいと考える人が増えれば、株価はどんどん下落していきます。
これまで株を買って保有することを後押ししていた「世の中の雰囲気」が、今度は逆に株を売るよう急き立てるのです。
そんな時に、株価の大きな下落を耐え忍び、その後の回復・上昇を信じることができるのか?
これはかなり厳しいと思いませんか?
冷静に、でも楽観的に!
だからこそ大事なのは、今のうちに自分のリスクを見直しておくことです。
雰囲気に乗って、無理なリスクを取っていないか?
一歩引いて、冷静に確認することです。
そして、大事なのはバランスです。
冷静であること。客観的であること。
でも、それと同時に――
楽観的であることも忘れない。
悲観だけでは投資は続きません。
将来は明るいと信じるからこそ、持ち続けられる。
この両方を持っておくことが、結局いちばん強いんだと思います。

もう暴落なんて来ないって言っていた人がいましたが、そんな時が一番危ないのかもしれませんよw



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