玉川氏の「金持ちしか買えない商品」発言。でも格差拡大の本質は別にある

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ごましおです。

某朝のニュースショーで、元テレ朝社員の玉〇氏が経済格差について言及していたそうです。

「金持ちしか買えない、8~10%の利回りがある債券」という話、気になりますよね。

日本も、富める者がますます富み、格差が拡大する社会になっている
――この認識自体は間違っていないですよね。

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一般人は買えないのか?

やっぱりお金をいっぱい持っていると、一般の日本人が買えないような金融商品を世界から買えるようになるんですね。そうなると、リスクが低いと言われる債券でも8%から10%の利回りが出るんですよ。

「一般人は買えない」「お金持ちしか買えない」「しかもリスクが低い債券で8~10%」――かなりインパクトのある言葉です。

ただ、実際に8~10%程度の利回りがある債券自体は、探せば普通に存在します。

たとえば、以前私がよく見ていた債券系YouTubeチャンネルです。

「のとチャン」が紹介している“お宝社債”の利回りは、なんと12%。

欧州の某有名保険会社の「永久劣後債」で、表面利率は4.875%。
現在価格が94.25まで下落しているため、満期まで保有すれば利回り12.4%になる、という内容でした。

YouTubeで普通に紹介されているくらいなので、「超富裕層しか知らない秘密の商品」というわけではありません。

ただし、問題は最低購入単位です。

この債券は最低購入額が20万ドル。
1ドル=155円換算なら約3100万円必要になります。

「3000万円を1銘柄に投資できる人」を一般的な日本人と呼ぶのは、さすがに難しいでしょう(笑)

玉〇氏が言っていた「金持ちしか買えない金融商品」とは、こういうものを指しているのでしょうか。

利回りより投資元本

結局のところ、重要なのは「利回り」だけではなく、「投資できる元本の大きさ」です。

仮に今回の社債が100万円から購入できるとします。

利回り12.4%なら、利益は年間12.4万円です。

一方で、3000万円を投資できる人なら、同じ12.4%でも利益は372万円になります。

当然といえば当然ですが、差は30倍です。

つまり、一般人とお金持ちが同じ金融商品を買ったとしても、資産が増えるスピードには大きな差が生まれます。

お金持ちがますますお金持ちになるのは、「特別な商品を知っているから」だけではなく、そもそもの投資元本が圧倒的に大きいからです。

だから私は、「一般人が絶対に買えない秘密の金融商品」が存在するかどうかは、本質ではないと思っています。

それよりも重要なのは、インフレによって金融商品の利回りが上昇し、資産を持つ人ほど恩恵を受けやすくなっていることです。

その結果、格差がさらに拡大しやすくなっている――これが今の状況ではないでしょうか。

では、私たち一般人はどうするべきか。

世の中には、富裕層向けの金融商品が本当に存在するのかもしれません。

でも、仮に存在したとしても、私たちが知る機会も買う機会もないなら、資産形成において気にしても仕方ありません(笑)。

それより大事なのは、資産運用の世界でも「王道」を地道に続けることです。

たしかに8~10%という利回りは魅力的です。

しかし、高い利回りを求めれば、それだけ価格変動リスクも高くなるのは、どんな金融商品でも同じです。

だからこそ、私たち一般人は、

・しっかり働く
・生活費を節約する
・余剰資金をコツコツ積み立てる

この基本を続けるしかありません。

時間はかかるかもしれませんが、資産形成の必勝法は結局これだと思います。

もちろん、世の中には「よく分からない高利回り商品」も山ほどあります。

でも、そういうものに安易に手を出さないことも、立派な必勝法です。

あとは、どれだけ長く続けられるか。

投資は、始めるのが早いほど有利です。

今始めるのが、人生で一番長く運用できるタイミングですよ。

ごましお
ごましお

「のとチャン」はインデックス投資には否定的な立場のようです。たしかに、債券の利回りだけで十分満足できるほどの資産があるなら、そのとおりですね。

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