円建てで利率5%超え。ソフトバンクのハイブリット社債は買いなのか?

債券投資のすすめ
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ごましおです。

ソフトバンクグループが、4月に続いて再びハイブリッド社債を発行します。

今回の利率は5.12%

円建て社債としては、かなりの高金利です。

前回4月の募集時は即完売でしたので、今回も同じ流れになる可能性が高そうです。

SBI証券では 6月8日 11:00 から先着順で販売されるとのこと。

購入を検討している人は、お早めに!

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利率5.120%・期間35年の劣後債

今回の社債は 期間35年・利率5.120%の劣後債 です。

劣後債とは、万が一の際の返済順位が低い代わりに、金利が高く設定される債券のこと。

ハイブリット社債の詳細は前回の記事で解説していますので、興味のある方はどうぞ。

なお、企業の社債は銀行預金のように元本保証ではありません。
リスクを理解したうえで判断することをおすすめします。

日本での格付はA、今回の社債はBBB+

前回触れなかった「格付」についても整理しておきます。

今回の社債の格付は BBB+

格付とは、債券の信用度をランク付けしたものです。

  • AAA(最上位)〜C(下位)まで存在
  • BBB以上が「投資適格」とされる
  • ランクが高いほど、元本や利息が予定通り支払われる可能性が高いと評価される

BBB+ は投資適格の範囲内であり、一定の信用力があると見なされている水準です。

参考までに、10年後のデフォルト率は以下のような差があります。

  • AAA:0.26%
  • BBB:2.22%
  • B以下:28.46%

デフォルトとは、利息や元本の返済ができなくなる状態のことですから、投資した元本そのものがなくなってしまいます。

債券投資では、このリスクをどう捉えるかが重要になります。

発行体格付は日本と海外で評価が異なる

個別の債券の格付とは別に、企業そのものの信用力を示す「発行体格付」もあります。

ソフトバンクグループの発行体格付は、

  • JCR(日本)… A(投資適格)
  • S&P(海外)… BB+(投機的)

と評価が分かれています。

この違いが、円建てとドル建てで金利が大きく異なる理由のひとつ。

日本では「安全性が高い」と評価されている一方、海外では「投機的」と見られているということです。

評価が甘いのか、厳しいのか── どちらが正しいかは断言できませんが、国内と海外で見方が違う点は押さえておきたいポイントです。

即完売する?!

利率5%超えの円建て社債は魅力的なんですが、私は買うつもりはありません。

でも、前回も完売でしたので、それを超える金利の今回の社債も「販売開始・即完売」になるんでしょうね。

今回の債券はハイブリッド債であり、一般的な社債よりも条件が複雑です。

高金利に惹かれて購入する人は多いと思いますが、海外での評価や劣後債という性質を理解したうえで判断することが大切です。

この記事が、ソフトバンクグループのハイブリッド社債を検討する際の参考になれば幸いです。

ごましお
ごましお

円建てで5%超えということは、ドル建てなら10%近く…なんてこともあるのかもしれませんね。

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