ごましおです(@gomashio_Rich)。
10億円を長期運用するとしたら?
こんなアンケートを個人投資家に実施した結果が面白かったです。
あなたなら10億円をどう運用しますか?
10億円あったらどうする?
先日、楽天証券の投資メディア「トウシル」で個人投資家を対象に実施された、こんなアンケートの結果がとても面白かったので紹介します。
「10億円」という響き、実に魅力的ですよね。
こういう贅沢な妄想、私は嫌いじゃありません(笑)。
アンケート結果によると、回答の40%が「投資・資産運用」、15%が「不動産投資」だったそうです。
10億円もの大金があればちょっとくらい散財してしまいそうなものですが、そこはさすが目の肥えた個人投資家のみなさん。
きっちり将来の値上がり益(キャピタルゲイン)や、定期的なインカムゲインを念頭に置いているようです。
そして、この質問の重要なポイントは「短期売買」ではなく「長期運用」であるという点です。
長期前提であれば、やはり王道は株式などの証券や、最近価格がうなぎ登りの不動産になりますよね。
では、インデックス投資家である「私」なら、この10億円をどう運用するか?
半分は「オルカン」、もう半分は「債券」
愚直なインデックス投資家としての基本方針に則れば、答えは一つ。
「全額オルカンにぶち込む!」です(キリッ)。
……と言いたいところなのですが、最近の金利上昇局面を踏まえると、少し色気が出てしまいます。
「半分は債券に回すのが大正解なのでは?」と考え直しました。
仮に「20年間の長期運用」を前提として、半分の5億円で20年物の日本国債を購入したとします。

例えば現在、SBI証券の債券ページでは以下のような条件の利付国債が販売されています。
- 利回り:3.605%
- 残存期間:19年8か月
- 単価:97.64
これを5億円分購入すると、毎年3月と9月に支払われる利金は、なんと年間約1,725万円。
税引き後でも約1,375万円が毎年手に入ります。
20年間で受け取る利子の合計は約2億7千万円。
さらに満期時には、購入単価の差額のおかげで5億円に約1,200万円がプラスされて戻ってきます。
まとまった資産がある人にとって、近年の金利上昇は凄まじい恩恵ですね。
そして、残りの5億円は予定通りオルカンへ。
仮に年利5%で手堅く運用できたとすると、複利の効果で20年後には13億円を超えています。
- 国債のおかげで、毎年1,300万円超が使い放題
- 20年後には、トータルで資産が18億円(5億+13億)になっている可能性!
うーん、10億円という金額の破壊力は伊達じゃありません。
結局、もともとの「金持ち」が圧倒的に有利という現実
こんな妄想をしてみると、身も蓋もないですが「やっぱり資産をすでに持っている人は圧倒的に有利だな」と痛感します。
ある程度まとまったお金さえあれば、リスクを極限まで抑えた運用(国債など)であっても、十分に優雅な生活を送れるだけの分配金が降ってくるわけです。
これはインデックス投資でも同じことが言えます。
親から子、子から孫へと50年、100年単位でオルカンなどの運用を引き継いでいけば、いずれは数億円規模の資産が雪だるま式に積み上がるはずです。
「自分一人の代で完結させず、一族が孫の代くらいまで豊かに暮らせる土台を作る」
そう考えると、日々の資産運用へのモチベーションもまた違ったものになるのではないでしょうか。
(まあ、日本の場合は相続税をしっかり計算しておかないと、がっぽり国に持っていかれそうですが笑)。
結局株高だからね
アンケートの最後の質問は、「20代の自分にアドバイスするなら?」でした。
ここでもっとも多かった回答が、やはり「投資・資産運用を早く始めろ」という内容だったそうです。
しかし、これには少し裏があります。
今のように株高が続いている時期にこんな質問をされれば、誰だって「早く投資を始めれば儲かったのに」という思考になりますよね。
後出しジャンケンで答えが分かっている状態ですから、当然の回答です。
では、仮にこのアンケートがリーマンショック級の「株価暴落時」に実施されていたらどうでしょうか?
(まあ、そんな時期にトウシルがこんなお気楽な企画をやるとは思いませんが……)。
私にいわせれば、真のインデックス投資家なら、どんな大暴落の最中であっても「インデックス投資を今すぐ始めろ」と答えるべきです。
そこでビビって「貯金しておけ」なんて答えてしまう人は、そもそもリスク資産である株式投資には向いていません。
暴落時こそ仕込み時であると淡々と行動できる強さこそが、インデックス投資家のあるべき姿だと思うのです。
20代の自分、そして「アラフィフ」の今の自分へ
もし私がタイムマシンで20代の自分に会いに行けるなら、間違いなく「一刻も早くオルカンを買え」とアドバイスします。
(当時はオルカンがなかったので、何か違うものにする必要がありますが)
でも、それと同時に「20代の今しかできない経験や自己投資に全力を傾けろ」とも伝えるはずです。
若い頃の経験は、後半の人生で何倍ものリターンになって返ってくるからです。
そして、それは「今のアラフィフの自分」にも全く同じことが言えます。
過去を羨むのではなく、アラフィフになった今の自分にしかできない経験、今しか楽しめないことに全力を尽くさねば。

みなさんなら、もし10億円あったらどう運用しますか?
ぜひコメントで教えてください!




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