ごましおです。
都心のマンション価格が高騰していますよね。
もはや普通に働いているような「普通の」日本人には、手を出せないような価格になっているそうです。
インフレによって不動産価格が上昇するのはわかりますが、オルカンのようなペーパー資産と違って、マンションのような現物資産は実際にそこに住む人がいてこそ。
もし都心のダワマンがもし空室だらけだとしたら?
何かがおかしいですよね。
誰も住んでいないマンションを管理する「通水」バイトの衝撃
まず、この記事を読んで最も驚いたのは、都心の高級タワーマンションに「通水(つうすい)」という単発バイトが存在することです。
通水とは、誰も使用していない空き部屋のキッチンやトイレ、バスルームなどの排水口に水を流す作業のこと。
主のいない部屋は、定期的に水を流さないと下水の臭いが漂ってしまうため、わざわざ時給1250円のスポットワークとして募集がかけられているそうです。
だれも住む予定のない数億円のマンションの部屋を、ただ維持するためだけにペットボトルの水を流し続ける。
この記事の筆者がこれを「究極のブルシットジョブ(クソどうでもいい仕事)」と表現していることには、思わず深く頷いてしまいました。
「安い日本」の象徴としてのタワマン砂漠
さらに深刻なのは、この状況が示唆する日本の現状です。
もしこれらの空き部屋が、外国人投資家によって投機目的で購入されたものだとしたらどうでしょうか。
日本人である私たちが、自分たちでは到底住めないような日本の超高級マンションを、安い時給で維持管理させられていることになります。
誰も住まないコンクリートの箱が海外マネーで買われ、地元の日本人が低賃金でその箱の「水流し」をしている。
これほど「最近の安い日本」を残酷に表している構図はないかもしれません。
普通の日本人が家を買えない異常な現状
記事によれば、現在(2026年7月)、東京23区の新築マンションの平均価格は1億4249万円に達し、中古マンションでさえ平均1億円を超えているとのことです。
都心のマンション価格がうなぎ登りで、普通の給与所得者である日本人には到底買えない現状は、やっぱり異常だと言わざるを得ません。
実需(そこに住んで生活する人)を完全に置き去りにした投機マネーによる価格高騰は、都市の「暮らし」を破壊してはいないでしょうか?
何らかの対策が必要では?
個人投資家として市場の動きには慣れているつもりですし、不動産はインフレ時には価格が上昇することはよくわかっています。
しかし、こと居住用の不動産に関して、ここまで実体経済と乖離したマネーゲームが放置されているのには疑問を感じます。
海外の一部の都市ではすでに行われているように、投機目的の空室に対する「空室税」の導入や、外国人による不動産取得への一定の制限など、何かしらの対策をとる必要があるのではないでしょうか。
まあ、そもそもタワマン自体が不要だし、わざわざそんな価格が高いところに住む必要なんてないのかもしれません。
しかし、日本の住宅環境がここまで歪んでいることには、もっと議論が交わされても良いはずです。
皆さんはこの「タワマンの通水バイト」、どう感じましたか?

通水のスポットバイトは自給1250円。いろんな部屋を見て回るのは好きなので、退職したらタワマン見学も兼ねてやってみたいですねw




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