ごましおです。
日本のインフレ、なかなか収まりませんね。
総務省によりますと、9月の消費者物価指数(CPI)は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、2020年の平均を100として 111.4。去年の同じ月より 2.9%上昇 しました。
出典: NHKニュース

グラフを見る限り、ここ2年間は少なくとも2%以上のインフレが続いているようです。
2020年を基準とすると「111.4」ということは──
かつて100円で買えていたものが、今は111.4円。
つまり、それだけ物価が上昇し、円の価値が低下しているということです。
💰 インフレに負けないために必要なこと
インフレ下では、現金の価値が目減りします。
だからこそ私たち個人投資家は、資産運用・投資の重要性を訴えています。
インフレで価値が上がる資産(株式・不動産・コモディティなど)にお金を換えておかないと、
「何もしない」こと自体が貧しくなる原因になりかねません。
🎥 話題の動画「投資至上主義が強すぎる?」
そんな中、最近とても興味深い動画を見ました。
🎬 ABEMA:投資至上主義が強すぎる?煽られすぎ?NISA貧乏な人も…お金との向き合い方
元ゴールドマン・サックスの金融トレーダーだった 田内学さん が登場し、
「投資至上主義」に対して冷静な視点から警鐘を鳴らしています。
さらに、「正直FPヒッシー先生」として知られる 菱田雅生さん も登場。
お二人の議論はとても濃く、どちらの考えにも納得できる内容でした。
🧠 若い人にこそ聞いてほしい「金融資本」と「人的資本」
特に印象的だったのは、お二人の「金融資本」と「人的資本」に関する考え方。
若いうちはまず全力で働いて稼ぐ。
でも投資も“ちょっと”やる。
無理やり1文にまとめると、こんな感じでしょうか(笑)
「これからどうすればいいのか」と悩む若者も、「投資しなければならない」と思い込んでいる中年投資家も、
一度は見てほしい内容だと思います。
🤔 気になった一点──長期債の話
動画の中で、ひとつだけ気になった話がありました。
(とっても些細なことなんですが!)
💬 該当箇所:こちらの時間から再生
「物価は3%上がって、預金金利は0.5%いかない。
でも長期金利(30年金利)は3.3%ある。
100万円を投資すると元本リスクなく、30年後に260万円くらいになる。」
なるほど、確かに魅力的に聞こえます。
ただ、ここで私は少し引っかかりました。
🧮 シミュレーションしてみた!
実際にシミュレーションしてみました。
- 元本:100万円
- 運用利回り:3.3%
- 投資期間:30年
結果は 約264万円。
確かに、田内さんの言う通り「260万円くらい」になります。
……でも、これは複利運用(利子を再投資)した場合の話ですよね。
💸 実際の国債ではどうなる?
SBI証券で販売されている30年物・利付国債(利率3.2%)で計算してみました。
- 毎年の利子:3万2千円
- 期間:30年間
- 元本返済:30年後に100万円
- 合計:196万円
つまり、単利で計算すれば196万円。
複利のように“260万円”には届きません。
さらに、利子には20.315%の税金がかかります。
税引き後では 176万5千円 に。
30年後に「260万円」のつもりが「176万円」だったら……
「聞いてないよ〜!(笑)」
となりそうですね。
💬 とはいえ本筋はそこじゃない
もちろん、これは本筋とは関係ない小さな話です。
それよりも、田内さんと菱田さんの議論の深さこそ注目すべき点です。
私はFPの菱田雅生さんの意見に全面的に賛成ですが、
田内学さんの考え方にも強く興味を持ちました。
📚 田内学さんの著書もチェック!
田内さんは最近ご自身の本を出版されたそうです。
私はU-NEXTの無料ポイントが貯まっていたので、さっそく購入して読み始めました。
気になる方はぜひチェックしてみてください。

日銀の利上げが続けば、長期金利もさらに上昇するかもしれません。
そうなれば、円建ての債券投資にも再び“うまみ”が出てくる可能性がありますね。
💡後記
- 「260万円」はあくまで複利再投資の理論値。
- 実際の国債は単利であり、税引き後では176万円前後。
- それでも、長期金利の上昇は投資環境に大きな影響を与える。
つまり、「理論と現実の違い」を理解して行動することが大切ということですね。



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