ごましおです。
我が家の奥様もそうですが、「投資」という単語を聞いただけで拒否感を持つ人っていますよね。
そんな人向けの「投資をしない資産形成戦略」なるものがあるそうです。
投資をするもしないも本人の自由です。
でも、その結果も選んだ本人の責任ですよね。
「投資が当たり前」ってことは、決してありません。
最近、NISAやiDeCoなどの認知が広まり、「資産形成といえば投資が当たり前」といった雰囲気が強まっています。そんな中で、投資をしていない自分に対して、「これで本当に大丈夫なのかな?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
私は可能であれば、株などのリスク資産にも投資して、
将来のための資金を準備したほうが良いと思っています。
投資信託やETFを使った少額からの投資なら、
リスクをコントロールしながら資産運用を行うことも可能です。
ただ、すべての人がちゃんと理解して投資できるわけではないし、
そもそも「投資」という言葉だけで拒否反応を起こす人がいるのも確かです。
そんな人にまで(無理に)資産運用を勧める必要はありません。
でも、株などのリスク資産への「投資」をしない場合、
資産形成の方法がかなり限定されてしまうのは事実です。
本人がそのことをちゃんと理解しているなら、それで良いのですが……。
限定的な選択肢
今回取り上げた記事では、投資をしない場合の資産形成方法として、次の5つが紹介されています。
- 定期預金・積立預金
- 財形貯蓄・社内預金
- 貯蓄型保険(学資保険・個人年金保険など)
- 住宅ローンの繰上返済
- 自己投資
この中で唯一、有効だと思えるのは「住宅ローンの繰上返済」でしょうか?
金利が上昇している昨今、変動金利でローンを組んでいる人も多いと思います。
であれば、金利がさらに上がる前にせっせと繰上返済をするのは、合理的な選択です。
正直、それ以外の選択肢はどうでしょうか……。
預金に関しては、最近ネット銀行などでも年利1%程度の定期預金が出てきました。
しかし、日本の物価上昇率が3%を超えている今、
たかだか1%の金利ではインフレには勝てません。
財形貯蓄や社内預金などは、給料から天引きすることによって
強制的・自動的に貯蓄できるのがメリットです。
ただし、その金利は0.2~0.4%程度で、一般の銀行預金と大差ありません。
住宅財形・年金財形は利子が非課税になりますが、
仮に最大の550万円まで預け入れたとしても、年間で2万2千円(0.4%の場合)にしかなりません。
今後、金利が多少上がる可能性はあるとしても、
資産形成においては「焼け石に水」レベルと言わざるを得ません。
「元本保証」という響き
投資に拒否反応を示す人が必ず言うのが「元本保証じゃないから怖い!」というセリフ。
定期預金や財形貯蓄、保険なんかは、「元本保証」だと思っているんでしょうね。
このあたりが、投資をすんなり受け入れられる人との違いです。
投資をしている人なら一度は口にするであろう、こんなセリフがあります:
- 「円の価値だって、株などのリスク資産と同じように上下している」
- 「預金だけにお金を置いておくのは、日本円に全額投資しているのと同じ」
……でも、こういった説明は、投資に拒否感を持っている人には(絶対に)伝わりません。
記事の中でも、
元本保証がある安心感は大きなメリットです。
といった記載がありますが、
その「安心感」が偽りのものであると気づいた人から、投資を始めるのではないでしょうか。
少なくとも、私はそうでした。
準備をした人としない人の格差
20~30年続いたデフレの時代から、一気にインフレ時代に突入した最近の日本。
ここから、「ちゃんと準備した人」と「何もしなかった人」の差は、ますます大きくなっていくでしょう。
ただし、リスク資産に投資して、その結果を受け入れるのも自己責任なら、
投資を拒否して、準備を怠った結果もまた、その人の責任です。
記事の最後にはこんな一文がありました。
資産形成において一番大切なことは、あなたが安心して、無理なく、続けられる方法を選ぶことです。投資は数ある手段のひとつに過ぎません。他の方法でも、資産形成は可能です。「投資しなきゃ」と焦る気持ちがあるなら、一度立ち止まって、自分に合った資産形成の道を探してみてはいかがでしょうか?
今、「安心して無理なく続け」た結果、
将来「あの時ちゃんと準備しておけばよかった…」なんてことにならなければ良いのですが。
新NISAと低コストのインデックスファンドを組み合わせた投資方法は、
“無理なく続けられる”方法だと、私は思います。
「安心」できるかどうかは、しっかり勉強して、
自分のリスク許容度を理解しているかどうかにかかっています。
やる・やらない。
その結果も含めて、すべては自分次第ですからね。

投資に拒否反応を示す人に、投資を勧めることほど無駄なことはありませんよね。




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