こんにちは、ごましおです。
今回は、毎月恒例の全世界株式インデックスファンド定点観測をお届けします。
対象は以下の2本:
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(通称:楽天・プラス・オールカントリー)
どちらも「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」をベンチマークとする人気ファンドです。
この2本を比較することで、現在のオルカンの立ち位置、そして楽天・プラス・オールカントリーの追い上げ状況を確認していきます。
📈 騰落率と純資産総額のチェック
騰落率と純資産総額の変化を確認します。
🔹騰落率を確認!

9月19日、ついにオルカンの基準価額が30,000円を突破しました。
ここ最近の値動きは目を見張るものがあります。
どの期間を見ても大きくプラスとなっており、特に過去1年での+22%は、まさに“できすぎ”とも言えるパフォーマンスです。
ちなみに2025年4月の一時的な下落を含めても、年初来+12.8%という結果。
それでも10%を超える上昇は十分すごいことで、過去30年間の平均リターン(約9%)を大きく上回っています。
まだ年末まで2か月以上残っているので、さらなる上昇にも期待が高まりますね。
🔹純資産総額の推移

ここ3か月間の純資産の増加も見逃せません。
オルカンはついに純資産総額7.5兆円を突破。これは米ドル換算でおよそ500億ドルです。
一方、米国の代表的な全世界株ETF「VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)」の純資産は約554億ドル。
つまり、オルカンがVTの背中にかなり近づいてきているのです。
かつて「VT=インデックス投資の最終形」と言われていた時代、私は手が出せませんでした。
それが今、日本の投資信託がそのVTに迫るとは…時代の変化を感じますね。
そしてもう1本の「楽天・プラス・オールカントリー」も大健闘。
10月15日時点で純資産5,100億円を突破し、5,000億円の大台をクリアしました。
オルカンと比べると少なく見えるかもしれませんが、5,000億円超えは十分立派な数字です。
どちらのファンドも、次はそれぞれ**「10兆円」「1兆円」突破**を目指して頑張ってほしいですね。
🌍 国別比率を比較してみる
両ファンドの中身(国別構成比率)をチェックしてみましょう。

先月まで4位だった中国が、イギリスを抜いて3位に浮上しました。
まだ2位の日本との差はありますが、このままいけば日本が抜かれる日も遠くないかもしれません。
「不動の2位」だった日本が陥落するのは少し寂しいですが、それも時代の流れですね。
また注目したいのが、オルカンと楽天・プラス・オールカントリーの国別比率がほぼ一致してきたこと。
特に以前は大きな差があった米国株の比率も、今ではほぼ同水準となっています。
インデックスファンドの評価基準のひとつは「ベンチマークとの乖離が小さいこと」。
ベンチマーク通りに運用されていれば、値動きにも信頼感が生まれます。
楽天・プラス・オールカントリーは後発だったため、当初はオルカンに比べてその点がやや弱点でしたが、純資産の増加にともない、十分な運用力を発揮できるレベルに到達したことが見て取れます。
💼 採用銘柄の比率もチェック
続いて、採用銘柄の比率も確認してみましょう。

今、世界の株式市場をけん引しているのがエヌビディア(NVIDIA)です。
そのNVIDIAが再びオルカンの構成比で5%超えとなり、2位アップル、3位マイクロソフトを大きく引き離しました。
ただし少し気になるのが、NVIDIAの急騰に対して、両ファンドが若干追いついていないように見える点。
上昇スピードが速すぎて、組み入れがタイミング的に追いついていない可能性もあります。
とはいえ、個別銘柄の構成比率を見てもオルカンと楽天・プラス・オールカントリーの違いはほとんどないのが分かります。
これは、楽天・プラス・オールカントリーの運用がかなり洗練されてきた証拠です。
🆕 ファンドの成熟度を評価
楽天・プラス・オールカントリーの設定日は2023年10月27日。
オルカンはそれより5年早い2018年10月31日です。
登場当初の楽天・プラス・オールカントリーは、まだ試行錯誤の段階でした。
- 米国株の比率が10ポイント以上低かった
- 新興国株をETFで保有していた
といった特徴があり、「オルカンの代わりにはまだ早いかな?」という印象を持っていた方も多かったかもしれません。
しかし、運用開始からまもなく2年を迎え、純資産が増えたことで運用効率も改善。
現在ではオルカンに引けを取らない、信頼できるファンドに育ってきました。
私は、どんなに魅力的に見えるインデックスファンドでも、設定直後に飛びつくのは慎重であるべきだと考えています。
最低でも1〜2年ほど運用状況を見守り、安定していることを確認してから投資を始めても、決して遅くはありません。
そうした観点から見ると楽天・プラス・オールカントリーは、今や安心して購入できる、非常に優れたファンドに成長したと言えるでしょう。
👛 我が家でも楽天・プラス・オールカントリーを導入
実は最近、妻も株式投資に興味を持ち始めました。
資産が増えてきた私の姿を見て、少しずつ興味が湧いたようです(笑)
彼女は楽天証券でNISA口座を保有しているため、オルカンではなく楽天・プラス・オールカントリーを選択。
理由はシンプル:
- 保有残高に応じて楽天ポイントが付与される(年率0.017%)
- 年間の信託報酬がわずかに楽天の方が低い
このポイントもバカにできません。資産が増えるほどもらえる額も増えていきますし、ちょっとしたモチベーションになると良いなと思っています。
さて、今月の比較を総括すると、どちらのファンドも絶好調と言えるでしょう。
- オルカンは「10兆円」
- 楽天・プラス・オールカントリーは「1兆円」
それぞれの大台達成が、いよいよ現実味を帯びてきました。
もちろん、相場には予想外の波もありますが、いまのところは力強い上昇トレンドが続いています。
このまま年末にかけて、さらなる上昇に期待しましょう!

ついに我が家でも、楽天・プラス・オールカントリーを導入しました。
オルカンと楽天・プラス、この2つのファンドが切磋琢磨してきた軌跡を、数十年後に振り返るのが今から楽しみです。



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