オルカンは9月19日に30000円を突破し、設定開始から3倍高を達成しました。
3倍になるならもっと安いときに買っておけばよかった。
投資家なら誰しもそう考えるものです。

今のような高値じゃなくて、もっと安くなった時に買おう!
特に初心者の人で、こんなことを考えている人はいませんか?
でもそれって本当にできますか?
結局買えなかった人が大半
日本証券業協会が「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書2025年」を公表しました。調査対象は日本全国の18歳以上の有価証券保有者5000人です。特に注目したいのが、2024年8月、そして2025年4月の株価急落時に、調査対象の個人がどのような行動をとったのかという点です。
記事によると、今年3月から4月に大きく値下がりしたときに、日経平均株価を安値で買ったとすると、わずか5か月間で50%もの値上がり益を得られたそうです。
では実際にこの期間に投資を新たに始めた人がどれくらいいたのか?
- 2024年8月の急落時:1.2%
- 2025年4月の急落時:0.6%
たったこれだけですか。
やはり株価が急落しているときは、投資を始めることができない人が多いのです。
そもそもいつが株価の底なのかは誰にもわかりません。
毎日株価が下落するのを目の当たりにすると、「ここで買ったらもっと下に行ってしまうかも」といった恐怖が付きまといます。
何もできずに傍観しているだけで、結果的に絶好の投資開始のチャンスを逃してしまうのです。
「株価が大きく下げたら投資を始めるよ」といっても、実際にその状況がきても、できない人が大半を占めることを意味します。目の前で底なし沼のように株価が下がっていく様子を目の当たりにしたら、投資未経験の人は、恐ろしくて黙って見ているくらいしかできないでしょう。
「底なし沼」という表現はまさにそのとおりで、急落する株価を見ると二度と上昇するとは考えにくくなってしまうのです。
ならいつ買うのか?
今回の記事で参考になるのは、すでに投資を始めていた人が株価急落時にどう行動したかという点です。
「相場急落を踏まえた投資行動は取っていない」とする回答比が、高まっていることです。2024年8月の急落時における回答比が29.8%だったのに対し、2025年4月時点では32.6%に上昇しました。
2025年4月の急落時における他の回答を見ると、「有価証券の投資額を変えなかった」が44.7%、「有価証券の投資額を増やした」が16.8%、「有価証券の投資額を減らした」が5.3%でした。
すでに投資をしている多くの人が、株価の急落でも投資を止めなかったことが示されています。
投資額を変えなかった人が40%を超え、投資額を増やした人も16%を超えていました。
このことから、今すぐに投資を始めることの重要性が見えてきます。
株を買うのに適した時というのは、常に「今」なのです。
世の中の後押しがあるうちに、、
最近は株式投資に関心のある人が増えています。
株価が上昇してくるとニュースでも取り上げられ、投資で利益を上げた人に関する記事も増えます。
それまで投資に関心のなかった人も次々と株を買い始め、より株価は上昇しやすくなります。
このような好循環によって投資熱はさらに高まります。
最近の状況は、これから投資を始める人にとってまさに背中を押してくれているようなものです。
全く投資に興味のなかった我が家の奥様が新NISAで投資を始めたのもその一例です。
なので投資を始めるなら、世間の追い風がある今が良いでしょう。
靴磨きの少年なんて気にしない!
投資に関する有名な寓話があります。
投資世界での靴磨きの少年とは、株式市場の株価が天井に近い状態のことを指す話です。
普段株取引をしないような一般大衆、ましてや子供が株の話をしているということはつまり、現在市場は加熱しすぎている可能性があり、加熱感が冷めると一気に下落が加速するというものです。
この靴磨きの少年の話は1929年の出来事に由来します。
1929年は世界大恐慌の始まった年で、靴磨きの少年までが株を買っていたことを知った投資家が売り逃げして難を逃れたと伝えられます。
では、初心者が株を買い始めたら売るのが正解なのでしょうか。
下のチャートはNYダウの月足です。

1930年1月に吹き出しを付けましたが、もはや株価が下落したのかどうかすらわかりません(笑)
株価が上昇してくると、周囲から「こんなときに株を買うのはダメ」「今はバブルだ」「大損するよ」「株はギャンブルだ」といった忠告が増えますが、そうした不安に惑わされるべきではありません。
株価は多くの不安を乗り越えて長期的に上昇してきた歴史があります。
先ほどのNYダウのチャートがそれを物語っています。
少なく始めて長期に運用!
ただし、今投資を始めたからといってその後ずっと右肩上がりが続くわけではありません。
株式ですから上昇するときもありますし、当然下落するときもあるものです。
だからこそ投資を始めるのは常に「今」ですが、まずは少額から始めることが肝心です。
価格の変化に自分の心を慣らし鍛える期間が必要だからです。
先ほどの調査結果によれば、株式をすでに保有している人のうち、相場の急変時に売却する割合は少ないことが示されています。
度重なる株価の変動に耐えていけば、リスクに対する耐性も高まっていきます。
たった1000円や2000円でもいいので、まずは投資を始めてみる重要性がここにあるのです。
初めは少額でも経験を積めば、いずれ大きな金額を運用できる可能性が高まります。
数々の下落を乗り越えて長期に運用すれば、将来の大きな利益は約束されたも当然です。

我が家の奥様は私のアドバイスで余力を全額一括で投資しました。
心を鍛えてもらいましょう(笑)





コメント