ごましおです。
2018年1月に開始された「つみたてNISA」
年間40万円の投資枠が付与され、20年間非課税で運用できる制度でした。
本来は合計800万円を投資できるはずでしたが、わずか6年間で新規投資が不可能に。
2024年1月からは「新NISA」が始まり、「つみたて投資枠」として装いも新たに制度が再設計されました。
旧つみたてNISAで積み立てた資産は、そのまま最長20年間、非課税で運用可能です。
もうちょっとで3倍!?

2025年10月現在、40万円 × 6年間 = 240万円の投資額に対して、含み益は450万円を達成しています。
運用益は +190%。もう少しで +200%、つまり投資額の3倍になります。

(もはや細かすぎて見えませんが)過去の運用実績を確認すると、
コロナショックで暴落した2020年3月〜4月に含み損(マイナス)になった時期を除いて、常にプラスをキープできています。
私の投資方法は、黄色のラインが示すように、毎年初めに40万円を一括投資していました。
この7年半においては、結果的にその投資方法が有利に働いたと言えそうです。
投資した商品は?
私がつみたてNISAで購入していた商品は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」、いわゆる「楽天VTI」です。
この商品ひとつで、アメリカの大・中・小型株、約3,500銘柄に投資できます。
現在の純資産総額は2兆2,500億円以上!
楽天証券の投資信託買い付けランキングでも、堂々の第5位にランクインしています。
とても人気のある商品だと言えるでしょう。
ちょっと気になる点が、、
そんなに売れている商品ですが、ちょっと気になる点があります。

こちらは、2025年9月に発表された最新の月報です。
「設定来」の欄を見ると、ファンドは +252.0%、インデックスは +265.0%。
2017年9月の設定以来、連動すべきインデックスに対して約13ポイントの下方乖離が見られます。
8年間で13ポイントの差ということは、年間で1.6ポイント以上の乖離です。
では、私はなぜこの商品を選んだのでしょうか?
「楽天VTI」という商品そのものが欲しかったわけではありません。
この「楽天VTI」を購入することで、全米株に投資したかったのです。
全米株とは、まさに「楽天VTI」が連動するとされているベンチマーク (CRSP USトータル・マーケット・インデックス〈円換算ベース〉)と同義です。
しかし、そのベンチマークに対して、楽天VTIは年間1.6ポイント以上の下方乖離を続けているわけです。
つまり、毎年1.6%ずつ損をしていたことになります。
Slim 米国株式(S&P500)の場合は?

こちらは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の最新の月報です。
2018年7月の設定以来の騰落率を見ると、ベンチマークに対して+4.2ポイントの上方乖離となっています。
インデックスファンドの場合、上方乖離も下方乖離も少ない方が良い商品だと言えます。
7年で4.2ポイントの乖離ということは、年間で約0.6ポイント程度の乖離です。
年間1.6ポイントの乖離がある「楽天VTI」と比較すると、圧倒的に効率よく運用されていることがわかります。
ファンド・オブ・ETFはコスト高?!
楽天VTIの仕組みとは、投資信託のシステムを使って海外ETFを購入するというものです。
本来、海外ETFを買うには:
- 外国株の口座開設
- 円をドルに換える
- 指値・成り行き注文を出す
- 売買手数料を払って購入する
など、複雑な手続きを踏む必要があります。
しかし、投資信託の仕組みがこれらの手続きをすべて代行してくれます。
しかも、その投資信託は100円から購入可能!
これは実は、とても素晴らしいことなんです。
ただし、複雑な手続きをすべて代行している分、どうしてもコストがかかってしまうようです。
正直に言って、ベンチマークとの乖離が毎年1%以上あるようでは、投資対象としては厳しいです。
特に「VTIという米国ETFに強い思い入れがある」「絶対にこの商品が欲しい」という人以外は、わざわざ選ぶメリットは少ないかもしれません。
想定よりも早い成長?!
つみたてNISAは、毎年40万円 × 20年間で最大800万円の投資ができる制度でした。
私の当初の想定では、20年間で800万円を投資すれば2倍くらいにはなるだろうというものでした。
それが、10年も経たずに3倍になろうとしているのです。
この間の米国株の成長には、本当に驚かされますね。
つみたてNISAの投資枠は、新NISAとは異なり、一度売却すると再利用できません。
私は20年間フルに非課税枠を使うつもりなので、まだまだ売却する予定はありません。
もしかしたら、10倍になるなんてことも?
そうなれば、240万円が2,400万円になるってことですよ。
いや〜、夢がありますね。
今後もこのつみたてNISAの状況は、定期的に確認していくつもりです。

「NISAで米国株投資をしたいなら、最初の1本としておすすめ」と評価されている「楽天VTI」ですが、正直「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)でいいですよね。



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