ごましおです。
昨年は金に投資した人が大いに稼いだ一年でしたね。
そんな絶好調の金でしたが、残念ながら1月最終週に記録的な急落になってしまいました。
しかし、まだまだ金に投資するうま味はあるんですって。
インフレ対策、地政学リスク、通貨価値の低下――
理由はいろいろ言われていますが、投資家としてはやはり気になる存在です。
とはいえ、こう思っている人も多いはず。
「金、急激な動きだったけど今から買うべき?」
「すでに株に全力投資してるけど、どうするのが正解?」
そこで今回は、「今の自分の資産状況で、金投資をするならどうする?」を本気で考えてみました。
※先に結論を言うと、私は金投資をしません。
私の現在の資産状況(2026年1月末)
まずは、私の現在の資産構成です。
- 資産の90%以上がオルカンなどのインデックスファンド
- 現金余力は、生活費+生活防衛資金の200万円のみ
典型的な「インデックス投資家」の資産構成ですね。
理論的には、金を組み入れて分散したほうが良さそうにも見えます。
ただし問題は一つ。
「どこから、その資金を持ってくるのか?」
ここを無視すると、投資判断としては破綻します。
① つみたてNISAを売却する? → 結論:却下
最初に思いつくのは、つみたてNISAで保有している「楽天VTI」の売却です。
ですが、これはすぐに却下。
理由はこちら。
- つみたてNISAは「非課税」という最大のメリットがある
- 途中売却=非課税期間を自ら捨てる行為
つみたてNISAは最長20年間、非課税で運用できます。
金価格が上がっているからといって、その非課税メリットを手放すのは本末転倒ですよね。
👉 ということで、つみたてNISA売却案は却下。
② 特定口座のS&P500を売却する? → 結論:却下
次に考えたのが、
特定口座で保有している「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の売却です。
現在の状況はこんな感じ。
- 投資額:約600万円
- 評価額:約1000万円
- 含み益:+167%超
一見すると、「ここを売ればいいのでは?」と思いますよね。
しかし問題があります。
- 含み益1000万円に丸々税金がかかる
- 全額売却すると、200万円以上が税金として消える
- 株式の複利成長を途中で止めてしまう
金を買うために、
- 多額の税金を払い
- 将来の成長資産を手放す
これは、資産形成としては効率が悪すぎます。
👉 よって、特定口座売却案も却下。
③ インデックスを担保に信用取引? → 結論:即却下
次に考えたのが、特定口座のインデックスファンドを担保にして、信用取引で金ファンドを買う方法です。
理論上のメリット
- 株式を売らずに済む
- 担保の最大3倍まで取引可能
ただし、デメリットが致命的。
- 信用取引はレバレッジがかかる
- 株と金が同時に下落した場合、リスクが一気に表面化
長期・低リスクを基本戦略にしている自分にとっては、明らかにリスク過多です。
正直、これは一瞬で却下しましたw
④ 証券担保ローンはどうか? → 結論:やっぱり却下
最後に考えたのが、証券担保ローンです。
(SBI証券を想定)
信用取引と発想は似ていますが、証券担保ローンは資金の使い道が自由という特徴があります。
メリット
- 保有資産を売却せずに資金調達できる
- 最大5億円まで借りられる
- 証券担保なので金利は比較的低め
しかも今なら、SBI証券で金利2%分のキャンペーン(3か月)もあります。

ただし…。
- 金利は最大4.4%
- 相場下落時の担保割れリスク
- 借金をしてまで金を買う心理的負担
ここまで考えて、こう思いました。
「そこまでして、金を買う必要ある?」
👉 ということで、証券担保ローン案も却下。
結論:金価格の急上昇を、ただ眺めているだけ
一通り検討した結果、私が出した結論はとてもシンプルでした。
今の資産構成では、無理に金投資をするメリットはない。
つまり、
金価格の急上昇を、指をくわえて見ているだけ(笑)
これが、私なりの投資判断です。
「何もしない」も、立派な投資判断
投資の世界では、
- 何かを買う判断
- 何かを売る判断
と同じくらい、「何もしない」判断も重要です。
流行や価格上昇に乗り遅れたように感じても、
自分の資産全体を冷静に見て、無理な手を打たないこと。
それもまた、長期投資家としての合理的な選択だと思います。
金は魅力的な資産です。
ただ、今の私にとっては「眺める対象」でしかありません。
無理をしてまで買う商品ではない。
オルカンを長期で運用し続けることが、結果的に金投資よりも有利になる――
私はそう信じています。

「有事の金」は経済的な保険のようなもの。
不要な保険を買わないことが、資産運用の第一歩でしたよね。




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