ごましおです。
今回は、毎月恒例の全世界株式インデックスファンドの定点観測です。
2025年11月時点の状況をもとに、人気の2本を比較していきます。
対象は以下の2本:
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(通称:楽天・プラス・オールカントリー)
どちらも「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」をベンチマークとする人気ファンドです。
この2本を比較することで、
- 現在のオルカンの立ち位置
- 楽天・プラス・オールカントリーの追い上げ状況
を確認していきます。
それでは、2025年11月の状況を見ていきましょう。
騰落率と純資産総額のチェック
まずは、騰落率と純資産総額の変化を確認します。
騰落率を確認!

結論から言うと、2025年11月は微増でした。
米国の政府閉鎖の影響で統計の発表が停止されるなど、やや波乱のある月でしたね。
月の後半ではACWIが大きく下げる場面もありましたが、終わってみれば元通りといったところでした。
一方で、為替は2~3円程度の円安ドル高。
その影響もあり、オルカンの価額はおおむねヨコヨコで推移しました。
12月に入ってからは最高値の更新が続き、
- オルカンは33,000円台に突入
- 楽天・プラス・オールカントリーも初の17,000円台に突入
と、どちらも新高値を達成しています。
今年も残すところ半月。
年末にかけて、もう一段の上昇を期待したいところですね。
純資産総額の推移

次に、ここ3か月間の純資産総額の増加状況を見てみましょう。
どちらのファンドも、順調に純資産を積み上げています。
- オルカンは9兆円
- 楽天・プラス・オールカントリーは6,000億円
が当面の目標ですが、どちらも早晩達成しそうな勢いです。
このペースが続けば、オルカンの10兆円も視野に入ってきますね。
なお、純資産総額で先行するeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も、間もなく10兆円に到達しそうな勢いです。
来年は、10兆円ファンドが2つ誕生する年になるかもしれません。
国別比率を比較してみる
両ファンドの中身(国別構成比率)をチェックしてみましょう。

続いて、両ファンドの中身、国別構成比率をチェックします。
前回の比較では、楽天・プラス・オールカントリーの米国株比率が、オルカンを上回ったことを驚きをもってお伝えしました。
今月も、その流れは継続しています。
差はわずか0.3%ですが、過去には大きく差が開いていた両者の比率が、現在は逆転している状態です。
これは、楽天・プラス・オールカントリーが純資産総額を大きく増やす中で、ベンチマークとの連動性が高まってきていることを示しています。
新規設定の投資信託について
私は、どんなに優れた投資信託であっても、設定直後に購入すべきではないと考えています。
少なくとも1~2年は運用状況を確認し、
- ベンチマークとの差異
- 総コスト
を見極めてから購入するのが無難だと思っています。
その点で見ると、楽天・プラス・オールカントリーは、十分に購入に値するファンドに成長したと言えそうです。
実際、我が家でも妻の新NISAでは、楽天・プラス・オールカントリーを購入しています。
おすすめファンドの一つになりましたね。
採用銘柄の比率もチェック
最後に採用銘柄の比率も確認します。

まず注目したいのが、1位を独走しているエヌビディア(NVIDIA)です。
前回は、オルカンの5.3%以上を占めていましたが、今回は大きく比率を下げました。
2位のアップル(Apple)が、かなり迫ってきていますね。
エヌビディアは、
- 10月末の高値:212ドル
- 11月25日:一時169.55ドル
まで大きく値を下げました。
12月に入ってからも、やや元気のない状況が続いています。
米国のみならず、世界の株価を先導してきたビッグテック大手の今後には、少し注意が必要かもしれません。
とはいえ、私たちにできることは何もありません(笑)。
仮にエヌビディアの影響でオルカンの価額が大きく下がったとしても、「そんな時もある」と割り切って、淡々と保有を続けるだけです。
来年に向けて!
オルカンの2025年の騰落率は、12月12日現在で15.77%です。
年率15%以上の上昇というのは、冷静に考えるとできすぎです。
- 2023年:37%以上
- 2024年:40%以上
と、過去2年は異例とも言える上昇でした。
このままいけば、3年連続で10%超の上昇になりそうです。
最近オルカンに投資を始めた方の中には、「買えば上がるもの」という印象を持ってしまうかもしれません。
しかし、オルカンであっても、必ず大きな暴落はやってきます。
2024年8月の下落や、今年のトランプ関税ショックも、過去の本格的な暴落と比べれば、まだ小さな出来事にすぎません。
来年がその年になるのかどうかは……正直、私にはまったく分かりません(笑)。
ただし、もし暴落が来たとしても、売らずに持ち続けていれば、また最近のような素晴らしい時間に巡り合えます。
そのことを忘れずに、これからも資産運用を続けていきましょう。

2025年もあと少し。オルカンの年間騰落率、どこまで伸びるのか気になりますね。
もうひと上げ、来ないかな~!?



コメント