ごましおです。
オルカンの純資産総額が9兆円を突破しました。
基準価額も33,000円を超えて、まだまだ上昇しそうな勢いです。
設定来で見ると、すでに約3.3倍。
ここ数年の上昇率を見ても、かなりの好成績です。
- 2025年:21.45%
- 2024年:33.39%
- 2023年:32.63%
- 2022年:-6.33%
- 2021年:32.34%
- 2020年:10.72%
2020年のコロナショック以降、2022年の1年間を除いて、毎年10%以上の上昇です。
過去6年間のうち3年で30%を超える上昇となっていますが、過去30年の全世界株(ACWI)の上昇率9.9%を大きく超えています。
正直、できすぎですよね。
「この反動、大丈夫なのか?」
そんな不安を感じているのは、私だけでしょうか。
寒いからって、世界は終わらない
私はピーター・リンチという投資家(ファンドマネージャー)が好きで、彼の著作を読んで株の勉強をしました。
そんな彼の言葉の中で一番好きなのが、株価の下落を冬の寒さに例えた一文です。
「株価の下落は驚くべき出来事ではなく、繰り返し起こるもので、ミネソタの極寒の大気のように当たり前のことである。寒い気候の中で生活していれば、気温が氷点下に下がることには、慣れっこになり、外気が零度以下になっても、次の氷河期が始まったと考えはしない。防寒具を着込み、道路の雪を取り除く。時がたてば暖かくなることはわかっている。成功している株式投資家は、市場の下落に対して、ミネソタの人が氷点下の気候に対するのと同じような感覚を持っている。」
――『ピーター・リンチの株式投資の法則』
彼の言いたいことを、シンプルにまとめるとこうです。
- 株価の下落は特別なことではない
- 冬は何度でもやってくる
- でも、氷河期にはならない
- 春はいずれ必ず来る
株式投資で成功している投資家は、株価の下落を冬の寒さのように考えています。
どんなに寒い冬が来たとしても、新しい氷河期が始まったり、世界が崩壊してしまったりはしません。
しかし、株価が大きく下落したときによく聞く言葉は、次のようなものです。
「今回の下落は今までとは違う!」
「二度と株価は復活しない!」
「資本主義社会は崩壊だ!」
寒い冬が終わって暖かい春が訪れることを知っているのに、なぜか株式投資においては世界が終わると考える人がいるんですよね。
ここでピーター・リンチが言っているのは、常識的な感覚の重要性だと思います。
株価の下落なんて、よくある話なんですから。
夏の暑さもいつかは終わる?!
毎年、夏の暑さがひどくなっています。
気象庁は、最高気温が40度以上の日の名称を検討すると発表しています。
今年の夏は、40度を超える日が続きました。
でも、だからといって
「12月には50度になる」と本気で考える人はいませんよね。
なぜなら、暑い夏も、いつか必ず終わると知っているからです。
株価の上昇は「夏の暑さ」と同じ
ピーター・リンチは株価の下落を冬の寒さに例えました。
では、株価の上昇を夏の暑さに例えてみたら、同じことが言えるのではないでしょうか?
この記事を書いているのは、まさに12月の寒い時期です。
今年の夏に40度を超えるような酷暑日が続いていたなんて、信じられません。
酷く暑い夏が終わり、いつの間にか秋が過ぎ、寒い冬が巡ってくるのです。
それが当たり前ですよね。
でも、株式投資になると、そうは考えない人がいるんです。
「こんなに上昇する株を買わないやつなんて信じられない!」
「私が株を買ったら必ず上昇する!」
「このまま株価が上昇したら富裕層入りしちゃうよ!」
なぜか、株価の上昇が永遠に続くと考える人がいるんですよね。
でも、成功している投資家はそんな考えは持ちません。
暑い夏も、必ずいつかは終わり、寒く厳しい冬が訪れることを知って準備しているのです。
成功した投資家になるために
今年の夏がひどい暑さだったことを、12月の今は忘れかけています。
同じように、この寒い冬のことも、来年の暑い夏が訪れれば忘れてしまうでしょう。
でも、だからといって冬物の服を捨ててしまったりはしませんよね。
株式投資家としても同じです。
永遠に続く上昇もなければ、終わりのない下落もありません。
株価は上下を繰り返しながら成長していきます。
ここ数年が絶好調だったとしても、このままそれが継続することはありません。
必ず極寒の冬(暴落)は巡ってきます。
極寒の冬が来たとしても、また酷暑の夏が訪れることを知っている人だけが、きっと資産を大きく成長させられるのだと思います。

治に居て乱を忘れず!




コメント