ごましおです。
毎月恒例の全世界株式インデックスファンドの定点観測です。
2026年、新年一発目の状況をもとに、人気の2本を比較していきます。
対象は以下の2本:
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(通称:楽天・プラス・オールカントリー)
どちらも「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」をベンチマークとする人気ファンドです。
この2本を比較することで、
・現在のオルカンの立ち位置
・楽天・プラス・オールカントリーの追い上げ状況
を確認していきます。
それでは、2026年1月の状況を見ていきましょう。
騰落率と純資産総額のチェック
まずは、騰落率と純資産総額の変化を確認します。
騰落率を確認!

2026年最初の1か月は微増でしたね。
月の半ばで若干の上昇があり、そのまま1年の好スタートを切れるかと思いましたが、月末にかけて振り出しに戻った感じでした。

※オルカンの1か月チャート
ドル円相場が月末に大きく円高になったことが、下落の原因ですね。
一時は1ドル160円を目指すかと思われましたが、152円台まで円高が進行。
オルカンの価額は「ACWI×為替」ですから、株価が調子よくても為替の影響で伸び悩むことがしばしばです。
為替が今後どちらに向かうのかはまったくわかりませんから、考えても無意味ですね。
長期目線を忘れずにいきましょう。
純資産総額の推移

1月末の段階ではオルカンの純資産総額は9.7兆円でした。
2月になってついに10兆円を突破したのは、ご存じのとおりです。
現在は、また10兆円を割り込んでいますが、基本的にはまだまだ右肩上がりに増加するはずです。
将来100兆円ファンドを目指すなら、10兆円はまだまだ通過点です。
楽天・プラス・オールカントリーも順調に資産額を増やしていますね。
すでに6,800億円を超えてきていますから、このままなら年内の1兆円突破もあるかもしれません。
国別比率を比較してみる
両ファンドの中身(国別構成比率)をチェックしてみましょう。

ちょっと気になるのが、1位の米国株比率です。
ここのところ64%くらいを維持していたのですが、ここにきて63%を割り込んできています。
別段、米国株が大きく下げたわけではありませんから、これは米国以外の国の調子がよい証拠ですね。
10兆円ファンドの2大巨頭を比較してみると、スリムS&P500(米国株)の1年間の騰落率が14%程度に対して、オルカンの騰落率は20%を超えています。
ここ1年は米国株だけに投資するよりも、広く世界の株も含めて投資したほうが調子がよかったという結果です。
オルカンホルダーとしてはうれしいことですが、オルカンの6割以上は米国ですから、米国にもしっかり頑張ってもらいたいですね。
採用銘柄の比率もチェック
最後に採用銘柄の比率も確認します。

5%を超えていた1位のNVIDIAも比率を落としています。
全体的に上位株の比率が落ちているのは、特に一部のテック株に元気がないからですね。
ここで注目すべきは、オルカンと楽天・プラス・オールカントリーの銘柄比率がピッタリと一致しているところ。
今まではオルカンに比べて、ベンチマークとの乖離が大きかった楽天・プラス・オールカントリーですが、もうその段階は過去の話です。
しっかりとライバル同士が切磋琢磨して、良い関係を維持してほしいです。
2026年は果たして??
2026年の滑り出しは上々とはいきませんでしたが、それは円高の影響が大きかったからです。
為替の影響はもちろん無視はできませんが、長期投資においては株価の上昇が為替の影響を大きく上回るはずです。
一時的に元気がないように見えても、その裏で株価は着々と上昇していますので心配は無用ですね。
米国以外の国の勢いも取り込めるのが、オルカンなどの全世界株のメリットです。
この勢いのまま今年も調子よく上昇してくれればよいのですが、どうなるかなんて誰もわかりません。
決めたルールに従って、ぶれることなく運用を継続していきましょう!

ネットではFANG+とオルカンの比較が盛り上がっていますが、そんな短期間で比較するようなものではありません。数十年後を楽しみに運用しましょう。



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