ソフトバンク社債4.970%に思うこと|私は買わない理由

債券投資のすすめ
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ごましおです。

ソフトバンクグループが発行する個人向け社債の利率が、4.970%とかなり高水準に決定したそうです。

銀行預金や国債と比べて高い利息が得られる社債は、やはりお得なのでしょうか?

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ハイブリッド社債??

4月13日(月)から先着順で販売される今回の社債は、発行額4180億円。
当初5年間の利率は4.970%、期間は最長35年となっています。

「ハイブリッド社債」と呼ばれていますが、正式名称は「第8回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)」と、かなり長い名前です。

最近は金利が上昇しており、メガバンクで約0.2%、ネット銀行で約0.5%の普通預金金利が一般的になってきました。

それでも、個人向け国債(変動10年)で約1.55%、利付国債でも約2.4%。

こうして比べると、今回の社債の4.970%という利率の高さは際立っています。

「少しでも高い金利で、できれば安全に運用したい」そう考える人にとって、魅力的に見えますよね。

高い利率には理由がある!?

ただし、高い利率だからといって安易に飛びつくのは危険です。
商品内容はしっかり確認する必要があります。

今回の社債には、主に3つの注意点があります。

こちらの記事によると、3つの知っておくべき注意点は次のとおりです。

  • 返済順位が低い(劣後特約)
  • 利息が支払われない可能性(利払繰延条項)
  • 最長35年の資金拘束(期限前償還条項付)

これらの詳細は、必ず事前に理解しておくべきポイントです。

私自身は劣後債を保有しているので、劣後特約は問題ないと考えています。

しかし、その他の2つはちゃんと内容を理解しておかないと、いざ問題が発生したときに「聞いてないよ~」では通用しませんからね。

企業が高い利率で資金を集めるのは、それなりの理由があります。
当然ながら、発行体(ソフトバンク)にとって有利な条件が含まれているからです。

特に、利払繰延や償還条件は、ソフトバンクグループの経営状況が悪化した場合に、投資家に不利に働く可能性があります。

つまり、「高い利率=高いリスク」

この基本はしっかり覚えておきましょう。

私はどうするか?

私は今回のハイブリッド社債を購入する予定はありません。

理由はシンプルで、個別企業であるソフトバンクグループの財務や経営リスクを、十分に分析できる自信がないためです。
(あとはオルカンを積み上げる投資方針だからです。)

逆に言えば、企業分析ができる人にとっては、リスクを受け入れたうえで高い利回りを狙える投資対象とも言えます。

5年程度でソフトバンクの経営状況が悪化し、借りたお金を返せない状況に陥ることなんて想定はできないのでしょうしね。

もう一点気になるのは、「個人向け社債」であることです。

もし企業の信用力が高ければ、銀行などの機関投資家から、より低い金利で資金調達できるはずです。

それにもかかわらず、あえて高い利率で個人から資金を集める――
この点については、少し慎重に見ておきたいところです。

いずれにしても、安易に飛びつくのはおすすめできません。

(とはいえ、おそらくすぐに売り切れるのでしょうね…)
(個人向け国債の約3倍の利率は、やはり魅力的ですから。)

ごましお
ごましお

金利が今後も上昇するなら、「今が一番低い金利」という見方もできます。
お金を「借りる側」と「貸す側」のせめぎ合い。
今後さらに高い利率の商品が出てくる可能性もありそうです。

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