ごましおです。
月に一度の定点観測。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)をベンチマークとする2つの投資信託、
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):通称「オルカン」
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド:通称「楽天・プラス・オールカントリー」
これら2つの投資信託を比較することで、オルカンの現状を確認します。
最新の2025年8月の月報の内容はどうなっているでしょうか?
騰落率と純資産総額
まずは騰落率と純資産総額の変化を確認します。
騰落率を確認

7月11日に史上最高値を更新したオルカン。
トランプショックに沈んだ今年前半の下落分を取り戻し、見事に復活しましたね。
8月は0.9%の上昇で、落ち着いて「ヨコヨコ」といった感じでした。
9月に入ってからは再度上昇を始めていますので、8月は“力を貯めていた”のかもしれません。
8月末のオルカンは29,225円。
7月11日に更新した高値からさらに1,000円も上昇しています。
9月12日現在の価額も29,793円と、30,000円突破は時間の問題ですね。
投資信託は設定時の基準価額がすべて1万円から始まります。
もし3万円を突破すれば、設定時から3倍に値上がりしたことになります。
オルカンが設定されたのは2018年10月ですから、約7年で3倍高。
もちろん、このまま一直線に右肩上がりとはならないでしょうが、今年後半の上昇には期待大ですね。
純資産総額の状況

直近3か月の純資産総額の変化を見てみましょう。
6月末時点で6兆円を突破したオルカンですが、すでに7兆円の大台に乗っています。
昨年12月が5兆円ちょっとでしたから、わずか8か月で2兆円増加。
ちょっと意味不明なレベルですね(笑)
楽天・プラス・オールカントリーもコツコツと純資産を伸ばしており、現在は4,500億円台です。
オルカンと比べると小さく見えますが、これも十分すごいことなんですよ(笑)
国別比率の比較
それぞれの投資信託の中身を確認してみます。

注目すべきは1位・米国株比率の変化です。
↓過去1年間の変化をグラフにしてみました。

昨年11月のピークから、今年4月のボトムまで大きく下落していたのがわかります。
その後は反転・上昇しましたが、8月はやや下落気味。
全体としては回復基調にありますが、ピークはもう少し先になりそうです。
「全世界株といいながら、実質は米国株ばかりだ!」
なんてオルカン批判でよく聞く言葉ですが、まあそのとおりです(笑)
その6割以上を占める米国株が元気を取り戻せば、オルカンの価額も上がりやすくなります。

↑この表は1898年から2024年までの世界の株式比率です。
2010年代以降、一番下のUSAが基本的に右肩上がりになっています。
この表を見れば一目瞭然ですが、時代によって全世界株に占める各国の割合は変化し続けていることが分かります。
日本が強かった1990年には、米国の比率は約30%ほどでした。
つまり重要なのは「米国が6割だから問題」なのではなく、その比率通りにオルカンが正しく運用されているかという点です。
インデックスファンドは、今の世界の状況に連動することが目的。
私たち投資家が真に気にすべきは、「その現状にしっかり連動しているかどうか」なのです。
連動が上手くいっていないファンドは買うべきではありませんからね。
採用銘柄の比率
最後に採用銘柄の比率を確認します。

先月5.10%でトップを独走していたエヌビディアですが、8月は少し元気がなかったようですね。
私は個別株をチェックしていないので詳細は分かりませんが、9月に入ってからはまた勢いを取り戻しているようです。
エヌビディア単体に投資しているとジェットコースターのような値動きになりますが、オルカンの中では1位とはいえ5%程度。
それでも十分に大きな存在感です。
エヌビディアの時価総額は9月11日時点で4.3兆ドル超。
1ドル=147円とすると、約632兆円になります(すごい…!)

世界第4位(5位に転落?)の経済大国・日本のGDPが約4兆ドルほどですから、
1社だけで日本1国と同じ規模というのは驚きです。
いやはや、日本も頑張らないといけませんね。
最後に
今月も2つのファンドを比較してみました。
相変わらず好調を維持している両ファンド。
運用の中身にも特に問題は見当たりませんでした。
今年前半の下落が嘘のようですね。
このままの調子で、今年後半も利益を伸ばしていってもらいたいです。

株価が好調な時は特に書くこともありません。
だからといって、波乱を待ち望んでいるわけではありませんよ(^^♪




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