ごましお(@okowa1215)です。
読売新聞が新NISA2年目に関する記事を掲載しました。
将来のNISA制度はどうすべきなんでしょうか?
新規口座開設数は減少中?!
新NISAの累計口座開設数は増加しているものの、毎月の新規口座開設数自体は減少傾向だそうです。

2024年に開設されたNISA口座は343万件で前年(235万件)の1・45倍に増加。24年末時点の口座数は1611万件に達した。買い付け額も12兆8000億円で、前年の3兆4000億円から大幅に伸びた。
2024年以降、私の周囲でも新NISAの話題ってよく聞くようになりました。
やっぱり新NISAの知名度って高いですよね。
それ以前の旧NISAやつみたてNISAに関しては、そうでもなかった記憶があります。
政府が「貯蓄から投資へ」のスローガンを掲げたのが2001年。
それ以来20年以上経過してやっと花開いた感があります。
しかし新規口座の開設数が減少傾向ということは、せっかく花開いたもののまだまだ全開には遠いようです。
2024年9月時点の家計の金融資産は、ほぼ半分の1116兆円がいまだに現金・預貯金だったそうです。
飽きっぽい日本人に投資を根付かせるのはなかなか難しいですね。
外国株投信が人気
新NISAでは日本株しか買えない制度にする計画もあったと聞きます。
しかし、そんなことにならなくて本当に良かった。
これだけグローバル化が叫ばれる現代では、お金の流れも当然グローバルになります。
そんな流れに逆行するようなことになったら、まったく使われることのない制度になってしまいます。
個人が個人の責任において自由に投資できる環境こそが、真に必要なのです。
お金は有利なところに集まるのは当然なことですから、個人の投資を呼び込むために企業側の努力が求められていますね。
日本への投資がお金を増やすのに有利だと思う人が増えるかどうか?
そこが問題です。
私はオルカンを通じて全資産の2%を日本株に投資しています。
今後、日本が人気の投資先になれば、それに伴ってオルカンの中での日本株比率が上昇します。
そうなれば私の資産も増えますので、頑張って日本株人気の花を咲かせてもらいたいものです。
NISA制度の将来像は?
記事の最後にこんな一文があります。
制度の改良を求める声もある。三菱UFJアセットマネジメントの松尾健治シニアリサーチアナリストは、「老後に必要な資産は数千万円に上るとも試算され、インフレも進んでいる。生涯の投資限度額を無制限にした方が良い」と提案する。
NISAの非課税限度額を無制限にすべき!
全面的に賛成です!!

↑NHKニュースから抜粋
NISAの元になったと言われるイギリスのISAでは、非課税限度額は無制限とされています。
年間の投資枠と非課税期間は、日本のNISAとイギリスのISAでは(ほぼ)差がありません。
だとしたら、将来目指すべきNISAの姿としては、当然非課税限度額の無制限化になりますよね。
私個人としては、将来的に金融所得課税の強化(増税)は避けられないと思っています。
課税強化されるときに合わせて、このNISA限度額の無制限化が導入されるのではないでしょうか?
だとしたらNISAの限度額1800万円は最短5年でいっぱいになりますので、4年後あたりがその時期なのかな~なんて勝手に想像しています。
最後に
まだまだ「道半ば」の新NISA制度ですが、とっても有利な制度であることは間違いありません。
使う使わないは個人の自由ですが、株式に関わらない生き方は今後不利になるかもしれません。
世界的に格差が大きくなるのは、超がつく富豪たちが金融資産を大量に保有しているから。
どちらの側に立つのかは個人の考えと行動しだいです。
うまく制度を使いながら格差社会の中で生き残っていきましょう!

1800万円の限度額なんてインフレが進めば実質的にどんどん目減りしてしまいます。次の制度改正に期待ですね。
コメント