ごましおです。
NISAを活用して資産運用を行うには、まず元手となる資金が必要です。
そのためには固定費の見直しが有効ですが、中でも「保険」は優先的に見直したい支出の一つです。
そんな中、「NISAよりも変額保険で資産運用すべき」という趣旨の記事を目にしました。
変額保険をオススメする内容なんですが、どう考えてもNISAが圧勝なんですよねw
変額保険のメリット
今や資産運用というとNISAやiDeCoはよく知られるようになりましたが、変額保険について知らない人がほとんどでしょう。今回は、変額保険について、やさしく解説していきます。
記事で挙げられていた変額保険の主な利点は、以下の通りです。
- 契約者が死亡・高度障害となった場合、保険金を受け取れる
- 生命保険金は遺産分割協議の対象外で、迅速に資産を引き継げる
- 「500万円 × 法定相続人」の非課税枠がある
たしかに、これはこれでメリットではあります。
NISAにはこういう「保障」はないので、「万が一のとき」に関しては弱いのは事実です。
ただここ、冷静に考えると、
「NISAで運用しつつ、別で安い生命保険に加入する。」
でほぼ解決するんですよね。
この時点で、わざわざ変額保険を選ぶ理由はなくなります。
圧倒的な手数料
変額保険は、保障が付加されているという点で、万が一のときに家族に資産を残せるという点において、NISAやiDeCoに比べて優れています。一方で、その保障を付加している分、手数料が高いのがデメリットです。
変額保険で一番気になるのはここです。
手数料、普通に高いです。

購入時に最大5%、10年以内に解約したら最大6%も手数料を支払わなくてはなりません。
もう壮大なボッタクリ商品なんですが、でもこれって仕方がないことなんですね。
もちろん理由はあって、「保障」がついている分のコストなんですよね。
NISAの場合は、値動きのリスクは全部自分持ちです。
増えても減っても自己責任。
一方で変額保険は、その一部を保険会社が引き受ける形になるので、その分を手数料として払う構造です。
整理するとシンプルで、
- 自分でリスクを取る → 低コスト(NISA)
- 任せる → 高コスト(変額保険)
このどっちを選ぶか、という話です。
長期で考えると、やっぱりコスト差はじわじわ効いてくるので、個人的にはNISAに軍配が上がります。
ただ、全員NISAでOKかというと…
ここはちょっと現実的な話なんですが、相場が荒れると、不安になって売っちゃう人って結構多いです。
せっかくNISAで運用しても、途中でやめたら意味がないんですね。
その点、変額保険は「半強制的に積み立て&放置」になりやすいので、
「自分で運用すると続けられない人」
には、むしろ合っている可能性はあります。
(※だからといって積極的におすすめするわけではないですよ)
特に日本人が保険のような「間接投資」を好むのは、リスクを取りたくない人が多いからですよね。
(間接投資:保険会社などが契約者のお金を株式等に投資すること)
「貯蓄から投資」へというスローガンは、
- 貯蓄や保険という「間接投資」から
- 自分で株式等へ投資する「直接投資」へ
という意味が込められているはずです。
でも、すべての人がそんなことはできないのは自明の理。
そんなリスクを取りたくない人のニーズが「変額保険」にはあるのかもしれませんね。
最終的な判断は自己責任
NISAで直接運用するか
保険で間接的に運用するか
どっちを選んでも、結果を受け入れるのは自分です。
ただ同じようにリスクを取るなら、コストが低い方が有利なのは間違いないです。
あとは、値動きに耐えられるかどうか。
結局ここに尽きます。

変額保険は「保険」と「投資」を組み合わせた商品です。
それなら他人に任せなくても自分でできますよね。




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