ごましおです。
後輩に資産運用を教えるシリーズです。
彼女はとても真面目で、こちらの話を熱心に聞いてくれます。
こちらも気合を入れて教えなければ(ウザくない程度に)。
過去記事はこちら👇
短期と長期で考えよう!
まず最初に話したのは、お金を「短期に必要なもの」と「長期に必要なもの」に分けて考えるということ。
具体的には、
- 3〜5年以内に必要なお金 → 貯金で準備する
- 10年以上先に必要なお金 → リスクを取って株式で運用する
という考え方です。
短期で必要なお金
3〜5年以内に必要になるお金を想像してみましょう。
- (小さな子どもがいるなら)小・中学校の学費や塾代
- 車の買い替え資金
- 結婚資金、住宅購入資金、家具代
- 引っ越し費用
- 海外旅行など
こうした近い将来に使うお金は、貯金で備えるのが安全です。
株式は短期間では上がるか下がるか誰にも分かりません。
5年以内の短期だと、ちょうど下落局面に当たってしまい、必要なときにお金が足りなくなるリスクがあります。
長期で必要なお金
反対に、10〜15年以上先に必要なお金は、リスクを取って運用するのがおすすめです。
たとえば、
- 子どもの大学費用
- 子どもの結婚資金
- 自分の老後資金
といったものが該当します。
過去の実績を見ても、株式は10年以上の長期保有でほとんどの場合プラスになっています。
投資した資金が倍以上になることも珍しくありません。
逆に、10年以上先の資金を貯金だけで準備しようとすると、今の低金利では非常に非効率です。
ですから、長期のお金は投資で増やすことをおすすめしています。
個別株と投資信託の違い
「株式で運用」と言っても、具体的に何を買えばいいのか?
後輩にはこう説明しました。
- トヨタやアップルなどの個別株投資は、私たち一般人には“ギャンブル”に近い。
- 一方、投資信託という「いろいろな株をまとめてパッケージ化した商品」がある。
- 投資信託は100円から購入できる。
- 貯金のように定期的に一定額を積み立てることができる。
- 特におすすめは、アメリカ株や全世界株の指数に連動したインデックス・ファンド。
過去30年を振り返ると、アメリカ株や全世界株は10〜15倍に成長しています。
個別株投資はギャンブル?
私は、個別株に投資するなら財務三表(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)くらいは読める必要があると思っています。
なぜなら、それらは企業の現状を正確に示すものだからです。
内容を理解せずに株を買うのは、ほぼギャンブルと同じ。
特に、資産運用をこれから始める初心者にとっては難易度が高すぎます。
学ぶ時間があるなら、子どもと遊んだり旅行に行ったりする方が何倍も有意義だと思います。
インデックス・ファンドは「干し草を全部買う」こと?
「干し草の中の針を探す」という言葉があります。
個別株投資はまさに、この“針”を探すようなもの。
時間と労力が膨大にかかります。
投資を趣味にしている人ならそれも良いですが、普通の人には現実的ではありません。
それなら、干し草ごと全部を買う(=市場全体に投資する)インデックス・ファンドの方が合理的で楽ちんです。
投資先は日本?全米?全世界?
では、どのインデックス・ファンドを買えばいいのでしょうか?
過去の運用実績を比較
| インデックス (指数) | 年次リターン | 過去30年の運用結果 (円建て) |
|---|---|---|
| 日本株(日経平均) | 約1.4% | 約1.5倍 |
| アメリカ株(S&P500) | 約10.8% | 約22倍 |
| 全世界株(ACWI) | 約8.5% | 約11倍 |
過去30年間は、アメリカ株が圧倒的に好成績でした。
一方で、日本株は約1.5倍。
30年前(バブル崩壊後)の日経平均が約17,000円、2023年11月時点で約32,000円。
確かに「失われた30年」と呼ばれるのも納得です。
全米株か全世界株か?
現実的には、今後の投資先としてアメリカ株または全世界株が有力です。
私は後輩には、全世界株(オルカン)をおすすめしています。
- 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、通称“オルカン”。
- これまで20〜30年はアメリカが強かったが、今後もそうとは限らない。
- オルカンなら世界の経済状況に応じて自動で配分を調整してくれる。
- 投資信託のコスト(買付・売却・信託報酬)も安い。
- 売買手数料は無料、信託報酬も非常に低水準。
- 純資産は1兆円以上と大きく、安心感がある。
こうした点から、私は全世界株であるオルカンを強くおすすめしています。
最後に
後輩には、私もメインで投資している「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を購入するよう勧めました。
オルカンなら、今後20〜30年の間も世界経済の変化に応じて資産形成を支えてくれるはずです。
2024年から始まる新NISAでも、私自身オルカンを全力で積み立てる予定です。
次回はいよいよ、証券口座の開設編です。お楽しみに!

将来振り返った時に、良いものをおすすめしてもらったな!って思ってくれるといいですが。



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