2024年2月現在、日経平均株価が好調です。
1989年12月29日に記録した史上最高値である3万8915円を更新する日も遠くないかもしれません。
今回高値を超えれば約35年振りとなります。
ぜひ、更新して次のステップに進んでもらいたいですね。
なぜ株価が爆上がり?
多くの人が日本という国は成長もしていないし、少子高齢化社会で未来も真っ暗。
かつては世界第2位の経済大国なんて言われていましたが、今は4位まで下がってしまいました。
もうオワコンだと思っている人多いんですよね、日本に関しては。
どうしてそんな国の株価が爆上がりするんでしょうか?
成長しない国の株価が上がるのはオカシイ。何か裏があるはずだ!
やっぱりバブルね。近づかないのが良さそうね!
って思う人も多いでしょう。
経済成長と株価は無関係?!
山崎元さんは「成長しないと株式投資は儲からないっていうのは間違い」だと言います。
成長しない国や企業に対しては多くの人が期待していないので、そもそも株価は低い。
反対に成長著しくて将来も明るい国や企業には、多くの人が期待していて高い株価が付いている。
なので、
- 低成長の国・企業の株を安く買うこと
- 高成長の国・企業の株を高く買うこと
このどちらが儲かるのか?
これは「どっちとも言えない。」と山崎元さんは言っています。
出来の悪い子が良い点を取る
普段は勉強が苦手で出来が悪い子は、そもそも周りの人も期待していません。
なのでその子がたまにテストで良い点を取ったりすると、評価がうなぎ登りになったりします。
反対に普段から優等生で成績も良い子は、毎回のテストで良い点を取って当たり前と思われています。
なので、例え100点を取ったとしても評価が爆上がりすることはありません。
悪い点を取ろうものなら、評価が一気に下がってしまう可能性すらあります。
⇧1985年以降の日経平均株価のチャートです。
バブルが弾けた後、日本はずっと出来の悪い子に甘んじていました。
それがいつかは分かりませんが本気を出したのか、良い家庭教師に付いたのか、はたまた生まれ変わったのか。
良い点を取るようになりました。
その結果、評価(株価)はうなぎ登りになっています。
NYダウと比べても
アメリカを代表する株価指数であるNYダウ。
そのチャートは多少の凸凹はあるものの綺麗な右肩上がりです。
先ほどの日経平均チャートです。
2012年以降だけを見てみると、綺麗な右肩上がりになってると思いませんか?
なんならNYダウよりも角度が急に見えますね。
私の保有比率
そんなに爆上がりしている日本株ですが、私の保有比率を確認してみました。
まさかの2%!!
オルカンの中に約5%含まれていますが、それが全てですw
もっと買っておけば良かった??
今後はどうなる?
さて史上最高値更新間近の日経平均株価ですが、今後はどうなるのでしょうか?
私としては今回でしっかり高値を更新してもらって、もう35年前の高値のことなど忘れてしまった方が良いと思います。
バブル時代を懐かしがる人も最近は減ったようではありますが、そんな過去の一時代にこだわる必要はそもそもないのです。
更新されない株価の高値としてバブル時代の良い思い出とともに残っているのかもしれませんが、二度と訪れないバブル時代なんて、さっさと歴史の隅に追いやりましょう。
高値を更新した後に、そのまま右肩上がりに爆上げを続けるのか?一旦下落に転じるのか?
それは誰にもわかりません。
最後に
日本なんて成長しない国の株を買う必要はない!って考えていた多くの人にとって、今回のこの爆上げを指をくわえて見ているのは悔しいかもしれません。
経済成長力が高い国の株価が儲かると思って、そんな国(例えば米国)の株のみ保有していると、今後も同様なことに見舞われるかもしれません。
山崎元さんは「成長しないと株式投資は儲からないっていうのは間違い」と言っていました。
ですので低成長な国の株のも含んだ全世界株への投資が正解だと信じて、オルカンを淡々と積み上げていきます。
オルカンの購入で徐々にアメリカ株の割合が落ちてきてます。このまま継続です。
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