心のゆとりに必要な年収と資産額に関する面白い記事があったので紹介します。
30~59歳の男女1000人に「お金と心のゆとり」に関してアンケートを取ったとのこと。
その結果はいかに?
年収はそんなに高くない?
まずは心にゆとりを持つための年収はいくら必要か?に対する答えがこちら。
必要な年収で一番多い答えを得たのが700~1000万円未満のゾーン。
対して1500万円以上や2000万円以上といった、いわゆる高所得層に対しては思いのほか低い結果となりました。
アンケートの対象が不明なのでなんとも言えませんが、やはり年収が高くなると職場での地位や責任の上昇にともなうストレスが意識されているのでは?
最近では、管理職になりたくない若者が増えているといったニュースもあります。
地位が上がることによって責任と、なによりストレスが増加することが嫌がられているのではないでしょうか?
決して高収入ではないけど、生活するのに不足はない、ちょうどよい範囲が700~1000万円のゾーンとして意識されたのかもしれません。
資産額は準富裕層を意識している?
ゆとりを持つのに必要な資産額はどうでしょうか?
こちらは明確に5000万円以上といった、いわゆる準富裕層が意識された結果に。
資産としては多ければ多いほど心にゆとりが持てる、というある意味当然の結果と思われます。
私も資産運用の目標の一つとして、資産額5000万円を設定していました。
実際に2023年に達成してみて、やっとここまで来たなといった達成感がありました。
このアンケートでも一つの目標として意識されているのではないでしょうか?
準富裕層だからといって、
(↑準富裕層は全国で325万世帯もあります!)
資産額5000万円を達成して準富裕層入りしたからといって、何か生活が変わるわけでありません。
相変わらず慎ましい生活を送っているつもりです。
お昼ご飯は自分で作って、職場で食べていますw
資産を増やすコツは、収入が増えても生活の質を上げないこと。
生活の質は、一度上げてしまうと下げるのは相当きつくなります。
特に今の私のように株式等の値上がりで資産が増加している場合、暴落が来たらすぐに準富裕層から追い出されてしまいます。
ですので、生活の質の向上のための資産ではなく、「心のゆとりのための資産」という考え方は理に適っているでしょう。
まとめ
この記事のアンケート結果を見ると、フロー(収入)よりストック(資産)が多い方が重要、と皆さんなんとなく感じているのが分かります。
フロー(収入)の最大化を目指すことは、
- 仕事を頑張る → ストレス大
- 副業を始める → そもそも稼げるか不明
- 収入が増える → 税金や社会保険料も増える
- 節約を頑張る → ストレスの割に収入増につながらない
などどいった、デメリットもたくさんあると思います。
対して、ストック(資産)の最大化を目指す方向に舵を切ると、
- NISAやイデコなどの国のシステムを有効に活用する
- 貯金だけよりも効率的に資産が増やせる
- 金融や経済の知識が自然と身につく
- ぼったくり商品(保険や投資)に騙されなくなる
などなど、今まで気付かなかったメリットがたくさんあります。
最後に
2024年から始まる新NISAは、資産運用を始めるとても良いきっかけになります。
私の周りでもこれを機に、資産運用を始めようとする人が何人かいます。
正しい知識、正しい運用方法を身に付けて、心のゆとりを得るために頑張ってみませんか?
資産1億超えた「ゆとり」を体験してみたいw
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