新NISAで相場が熱狂?!株価暴落の恐怖を思い出せ。投資の名言で再確認しよう。

資産運用の考え方
スポンサーリンク

新NISAがスタートするまで、あと少し。

先日参加した忘年会では、今まで資産運用に興味のなかった後輩が、新NISAで投資を始めると言っていました。

同志が増えるのはうれしいですが、まったく興味のなかった後輩にまで新NISAの情報が届いているということは、それだけ世間で盛り上がっているということ。

資産運用においては、株価の暴落は必ずやってきます。

新NISA開始直前の、この熱狂(?)を冷ますために、投資の格言で基本を再確認してみました。

ウォーレン・バフェットの言葉

投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉です。

熱狂は敵!

投資において恐怖の風潮は友であり、熱狂は敵です。

ウォーレン・バフェット

投資において恐怖している時というのは、株価が乱高下したり、暴落している時です。

反対に多くの人が熱狂し、我先にと株を買おうとしている時は、株が高値圏にある時です。

投資の基本は、「安く買って高く売る」こと。

多くの人は熱狂に浮かれて、その基本を忘れて高い株に手を出しているかもしれません。

自分が熱狂してるのではないかと、常に振り返ってみることが重要です。

恐怖が友!

恐怖の風潮は投資家の最良の友です。解説者が明るい話をするときだけに投資する人は、意味のない安心のために大きな代償を払うことになるでしょう。

ウォーレン・バフェット

株価が高くなると、夕方のテレビニュースで投資セミナーが取り上げられたりします。

電車の中吊り広告には、株式投資の言葉が並びます。

投資に興味のない後輩が、急に資産運用を始めたりしますw

そんな時は普段「投資なんて怖くて手が出せない!」って思っている人でも、「ちょっと買ってみようかな?」となりやすいのです。

ウォーレン・バフェットは、まさにそれを戒めています。

それは意味のない安心なんです。

興味のない時こそ買い時!

多くの人はみんなが株式市場で加熱しだすと興味を持ちます。でも本当はみんなの興味がないときに興味を持たないといけない。すでに人気上昇中の株は買えません。

ウォーレン・バフェット

多くの人が話題にして興味をもっている時に、自分も興味を持つことは簡単なことです。

流行に乗ることは、反することよりも容易くできます。

「みんなが新NISA始めるから私も!」

「インフルエンサーがオルカンが最強!っていうから私も」

「株を買わない人は損している!」

そんな声に乗せられて、自分の大切なお金で高い株を買おうとしていませんか?

いつ貪欲になるの?!

他人が貪欲になっているときに恐れ、他人が恐れているときにだけ貪欲になりなさい。

ウォーレン・バフェット

世の中の貪欲具合を確認できるサイトがあります。

さまざまな指標から、現在の投資家心理が「Fear(恐怖)」と「Greed(強欲)」のどちらなのかを表しています。

これによると現在は「EXTREME GREED(極めて強欲)」ですw

この状態が継続するようになると注意が必要かもしれません。

ジョン・テンプルトンの言葉

伝説のバーゲンハンターと呼ばれた「ジョン・テンプルトン」の言葉です。

相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

ジョン・テンプルトン

テンプルトンのとても有名な言葉です。

世の中が悲観や懐疑の間に安い株を仕込み、楽観や幸福感に包まれている間に売り抜ける。

今現在の相場(株価)の位置がどのあたりなのか、判断できるよい言葉です。

新NISAが熱狂や、非課税額の増大の幸福感に包まれている時は、あとは消えていくだけかもしれません。

消えて行った先にあるのは、暴落です。

その暴落によって起きる悲観が、その後の大きな相場を生み出します。

ピーター・リンチの言葉

アメリカの有名ファンドマネージャー「ピーター・リンチ」の言葉です。

「株価の下落は驚くべき出来事ではなく、繰り返し起こるもので、ミネソタの極寒の大気のように当たり前のことである。寒い気候の中で生活していれば、気温が氷点下に下がることには、慣れっこになり、外気が零度以下になっても、次の氷河期が始まったと考えはしない。防寒具を着込み、道路の雪を取り除く。時がたてば暖かくなることはわかっている。成功している株式投資家は、市場の下落に対して、ミネソタの人が氷点下の気候に対するのと同じような感覚を持っている。」

ピーターリンチの株式投資の法則

株価の下落とその対処方法について教えてくれます。

株式投資をしていると避けて通れないのが株価暴落です。

株価の暴落は必ず起こります。ずっと右肩上がり相場なんてありません。

しかし、どんなに酷い暴落が襲ってきても、株式市場は何度もその暴落を跳ね返して上昇してきました。

でも、暴落は忘れたころにやって来るんです。

(コロナショックから3年以上経過しました。)

そのことを常に頭の片隅に置いておきたいものです。

まとめ

著名投資家の名言&格言を振り返ってみました。

新NISAが始まり多くの人が資産運用を開始するかもしれません。

「新NISAでオルカン買っておけば、バラ色の人生!!」

なんて誤解している人がいるかもしれませんが、暴落は必ずやってきます。

その時に「こんなはずじゃなかった(涙)」とならないためには、自分のリスクをしっかり把握することが重要です。

世の中の熱狂に惑わされて、本来使ってはいけないお金まで株式に投資しようとしてませんか?

暴落が来ると、世の中の雰囲気はガラッと変わります。

今は「このくらいの金額なら大丈夫」と思っていても、実はリスクの取りすぎだったとなるかもしれません。

一度落ち着いて考えてみてはいかかでしょう?

最後に

私自身は、余剰資金が発生したら資産運用に全て回す「フルインベストメント」を行っています。

この方法は、上昇相場では利益がたくさん出る反面、暴落が来たらそれこそ資産が半分以下になってしまうかもしれない危険性をはらんでいます。

これは現在の私の収入や家庭環境等を考慮し、資産が半減しても大丈夫だと計算したうえで行っていることです。

(もちろん資産が半減したらとても悲しいですが、、、)

一番もったいないことは、暴落時の安い株価で売ってしまうこと。

インデックス投資においては、時間こそが味方になります。

途中で売ってしまって損を出さないように、普段から自分のリスク管理を徹底しましょう!

ごましお
ごましお

昔は暴落が来るのを楽しみにしてました。若かったなぁ。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました