【投資のヒント】持ち株が下落したらどうする??

投資のヒント
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ごましお(@okowa1215)です。

2024年から開始された新NISAの影響もあって、好調だった日経平均株価も最近の10%程度の下落になっています。

⇧2024年1月からの日経平均株価チャート

33000円 ➡ 41000円 ➡ 37000円

年初から約20%上昇して41000円まで行った日経平均。

その後ずるずると下落して10%程度下がっています。

新NISAで投資デビューした初心者の人には、ほぼ初めての下落です。

あなた
あなた

持ち株を一回売却した方が良いのかしら??

ってお悩みのあなた!!

ちょっと待ってください。

株価が下落した時にどうすれば良いのか考えてみましょう!

基本戦略2+応用1

持ち株が下落した時に取るべき戦略は「基本」が2つ、そして「応用」が1つです。

「基本」の2つとは、

  • 絶対に売らない
  • (積立投資中ならば、)積立投資を止めない

の2つの戦略です。

「応用」の1つとは、

  • (余力があるならば)積立額を増額する

ことです。

とっても簡単ですね。

株価は下落や暴落を乗り越えて上昇する

マイインデックスさんのデータ集には「過去97年の市場暴落と回復年数」という資料があります。

⇧過去の市場暴落の図です。

過去の株価の歴史が、暴落とそれを乗り越えて右肩上がりに上昇していることが一目でわかりますね。

過去の暴落は、少なくても-20%、最大で世界大恐慌時の-83%です。

たかだか10%の下落なんて、数え切れないぐらいの日常茶飯事なんです。

ですので、下落や暴落のたびに持ち株を売ろうかどうか悩む必要なんてありません。

ただ、静かに保有していればよいのです。

下落時に売るのは原則に反する

株式投資でお金を儲ける原則はとても簡単です。

「安い値段で買って高い値段で売る!」

ただこれだけ。

でも今のような下落した時に売ってしまったり、積立投資を止めてしまうとその原則に反してしまいます。

それは高い時だけ買って安くなって売ってしまう」ことだからです。

それではお金を儲けることはできません。

なので基本戦略である「売らない」「積立を止めない」をしっかり守ることが重要です。

応用の1つはどうゆうこと?

もう一度、過去の市場暴落の図を確認してください。

1925年を100として、約100年後の2024年は100万を超えています。

(この図は対数表なのです。)

100年で1万倍。すごい上昇です。

この図から言えることは、右肩あがりで凄い勢いで上昇しているのですから、なるべく早く多くの株式を購入すること。

そうすれば、資産は増えていきます。

ですので資産運用の経験が長い人が、一般的には有利になるのが投資の世界です。

過去に戻ることはできませんから仕方がありません。

でも一つだけ過去に戻る方法があると言ったら??

それが「暴落時」なんです。

基本的に右肩上がりで上昇する株式市場でも、数年に1回訪れる暴落によって過去の株価に戻ります。

すなわち、暴落時に投資すれば、それは数年前の値段で株が買えることになるのです。

このチャンスを捕まえるために応用の戦略があります。

暴落時こそ買いのチャンス!

応用編はあくまで追加投資できる余力がある場合です。

無理をして生活費や必要になるお金を注ぎ込んで、生活が立ち行かなくなってしまっては本末転倒です。

私が考える応用戦略は、投資資金のうちの「無リスク資産」の比率を暴落時に減らすイメージです。

⇧この表で考えるなら、無リスク資産:リスク資産の比率(50:50)を、20:80くらいにするイメージです。

一括で買う勇気があるなら、暴落時はチャンスですから「ここで勝負だ!」と買い出動しても良いでしょう。

一括で買うのは怖いと思ったら、毎月の積立額を増やす方法もオススメです。

普段の倍ぐらいの額を暴落時に積立投資できれば、かなり資産の増加に貢献してくれると思います。

そうやって新規の人でも暴落を上手く使えれば、投資期間が長い人にも負けない運用ができるはずです。

1点だけ注意点あり!

さてここまで述べてきた戦略ですが、1点だけ注意点があります。

それは、この考え方は市場平均に連動したインデックス・ファンドを購入している場合のみ適応されるということです。

次のような商品に投資している場合は、暴落した後どうなるかは不明ですので自己責任で!

  • アクティブ・ファンド
  • 個別株
  • レバレッジ・ファンド
  • 信用取引
  • 為替(FX)取引
  • インドや中国など単一国のインデックス・ファンド

新NISAで投資を始めた人の多くは、オルカンS&P500といったインデックス・ファンドを購入していると思いますので問題ありません。

最後に

10%程度の下落で「暴落」の話をするのは時期尚早かもしれません。

でも、いつ20%超えるような暴落が起こるかわかりませんので、その時に備えて考えをまとめてみました。

私が常々言っている「新NISAではオルカン」を実践している人なら、今後大きな暴落に見舞われたとしても、基本的には何もせずに淡々と投資を継続すれば、何の心配もいりません。

株価は常に上下していますので、一部だけを切り取ってみれば継続して下落しているように見える場面があるかもしれません。

しかし、歴史的には凄い勢いで右肩上がりになっていますので、それを忘れることなく資産運用を継続していきましょう!!

ごましお
ごましお

これくらいの下げは何度もありますので、今後のために覚えておきましょう!

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