【投資のヒント】資産が増える秘訣!入金力×利回り×運用期間の方程式を理解しよう!

投資のヒント
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2024年1月現在、株式市場は非常の好調です。

NYダウは連日で過去最高値を更新し、日経平均株価もバブル時の最高値に迫る勢い。

運用資産が連日増加している人も多いはず。

でも資産ってどうやって増えているんでしょうか?

あなた
あなた

そんなの株価が上がるからでしょ!

って思っているあなた!

まあそれは間違いないのですが、それだけではないんです。

今回は資産が増える仕組みを考えてみます。

投資はギャンブルか?

株式投資と聞くと、まだまだ多くの人がギャンブルの一種と考えているようです。

「将来株価が爆上がりする銘柄を安いうちに買って、高値で売り抜ける!」

株式投資にこんな一面があるのは否定できません。

重要なのは再現性があるのか?

株で一攫千金を成し遂げた人がいるのは確かです。

でも、その人のまねをしたら全員が大金持ちに成れるかと言ったら、それは違うでしょう。

大金持ちになれたのは、その人にしかない才能のお陰かもしれないし、もしかしたらたまたま運が良かっただけかもしれません。

運が良かっただけだとすると、その次でお金を失ってしまうかもしれません。

そんな投資の方法には、再現性がないと言えるでしょう。

インデック投資は再現性がある?

私たちインデックス投資家は「適切に分散された低コストなインデックスファンドを可能な限り長期間保有する」ことによって資産の最大化を目指します。

これを簡単に言うと「新NISAでオルカン買って、ずっと持っている」となりますw

この方法はなら、実行するのも簡単ですし同じやり方をした人は同じリターンが必ず得られます。

オルカンが10%上昇すれば、その人の資産も10%増えることになります。

すなわち投資の再現性(誰がやっても同じ結果が出る)が高い方法と言えます。

この再現性の有無(高低)が資産運用とギャンブルの間の大きな違いではないでしょうか?

資産運用は引き算よりも掛け算で!

オルカンを安い時に買って、価格が上がって高くなったので売ったとします。

その時の利益は「(売値ー買値)×口数」で表現できます。

引き算と掛け算の簡単な方程式ですね。

売値と買値の差が大きく、多くの資金で多くの口数を購入していれば、結果の利益は大きくなります。

一方、私たちインデックス投資家は「入金力×利回り×運用期間」という掛け算のみの方程式で考えています。

インデックス投資家は掛け算のみ!

得られる利益は「入金力×利回り×運用期間」

この方程式の計算結果を大きくするためには、それぞれの数値を可能な限り大きくする必要があります。

  • 入金力を大きくする=投資に回すお金を増やす
  • 利回りを大きくする=利益率の高い商品を選んで購入する
  • 運用期間を大きくする=可能な限り長期間運用する

一般的に上記の方法を取れば、資産をより増加させることが出来ます。

では、具体的にはどうしたらよいのでしょうか?

入金力の強化には節約から

投資に回すお金を増やすこと、すなわち「入金力」を大きくするためには、まずは節約することが1番です

日々の自分の支出を最適化することで、余裕資金を捻出し投資に回します。

もちろん仕事を頑張って高い給料をもらったり、流行りの副業に精を出して収入を増やすのもいいでしょう。

しかし、再現性(誰にでも出来る)が高い方法としては、節約に勝るものはありません。

私は節約で手っ取り早く資金を作る方法として、保険の見直しと通信料(スマホ代)の見直しをオススメしています。

毎月の保険料支払いやスマホ代を節約したとしても、日々の生活に大きな変化はありません。

すなわちストレス無く節約することが可能です。

浮いたお金でオルカンを購入すれば、「入金力」は以前よりも確実に大きくなります。

利回りを大きくするのは?

私は先ほど「利回りを大きくする=利益率の高い商品を選んで購入する」と表現しましたが、これはちょっと正確ではありません。

オルカンが「利益率の高い商品」だと思って購入している訳ではないからです。

事前に「利益率の高い商品(儲かる商品)」が分かったら、オルカンなんていう分散された商品を買うことはありません。その商品に集中投資すればいいだけです。

私たちには事前に儲かる商品なんてわかりません。(わかると言う人がいたら詐欺ですので気をつけましょう。)

その代わり、その商品のコストだけは事前に調べることが出来ます。

商品のコストは毎年確実にマイナスの影響を与えます。

ですので、確実にコストの低い商品を選ぶことだけが利回り大きくすることになるのです。

簡単なコストの調べ方

簡易的に使える投資信託のコストの調べ方は「月報」を見ることです。

これは2023年12月のオルカンの月報です。オルカンのHPで確認できます。

月報の騰落率の欄をみると、ベンチマークとファンドの差が記載されています。

過去1年間でオルカン(ファンド)は、ベンチマークに対して0.1ポイント低い結果です。

この0.1%がオルカンの年間コストだと考えられます。

インデックスとベンチマークの関係

インデックス・ファンドはあるベンチマーク(指数)に連動するように運用されています。

「オルカン」というインデックス・ファンドは、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」というベンチマーク(指数)と同じ動きをするように運用されているのです。

ベンチマークが10%上昇すれば同じように10%上昇し、30%暴落すれば同じように30%暴落するように動くインデックス・ファンドが良いインデックス・ファンドです。

ただし、インデックス・ファンドの運用にはコストが必要です。

ベンチマークと同じ動きを目指しても、そのコスト分だけ低い結果になってしまうのです。

なので、月報の騰落率欄の記載からベンチマークとの差を見れば、簡易的にコストがわかることになるのです。

2つの条件を満たしたファンドを買う

これらのことから、少なくとも次の2つの条件を満たしたインデックス・ファンドを選ぶべきです。

  • 1年以上の運用実績があること
  • 騰落率でベンチマークとの差異が小さいこと

1年以上の運用実績がないと、そもそも年間コストを調べることができません。

ですので、新規に設定されたインデックス・ファンドを購入することはオススメできません。

特に新規設定のインデックス・ファンドは、最初の1年間の運用コストがかなり高くなる例がありました。

1年間運用した結果を見てから投資対象にするかどうか考えましょう。

また、ベンチマークとの差異が小さいことについて、商品名は出しませんがこんな例があります。

ファンドの騰落率から1年の欄を見ると、約1ポイントの差です。

このことから、この商品はオルカンに比べて10倍のコストが掛かっていることがわかります。

(オルカン0.1%、この商品1%)

このような商品には手を出さない方がよいでしょう。

最後に「運用期間を大きくする」には?

「運用期間を大きくする=可能な限り長期間運用する」ためには、今すぐに始めることです。

今が一番若い時であり、いちばん投資期間を長くすることができます。

迷っている暇があれば、少額からでもオルカンを購入しましょう。

オルカンは素晴らしいことに100円から購入できます。

「そんなお金はない!」っていう言い訳は通用しませんよw

ごましお
ごましお

投資を始めるにはちょっと高いかもしれませんんが、後から見たらバーゲン価格ですよ!

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