ごましお(@okowa1215)です。
三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の基準価額が3万円を超えています。
スリム S&P500が設定されたのが2018年7月です。
投資信託は設定時の価額は10000円からスタートします。
ですので約6年間でプラス200%、3倍高を達成したことになります。
ランキング不動の1位
スリム S&P500は、日本の投資信託の純資産ランキング1位です。
純資産総額は約4兆7千億円!!
日本で一番売れている投資信託です。
最近の資金流入額では、同じ三菱UFJアセットの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に負けて2位ですが、純資産額では1兆円以上の差をつけています。
信託報酬は0.09372%、1年間の総経費率も0.11%と非常に低コストです。
信託報酬が0.05775%、1年間の総経費率が0.15%のオルカンよりも低コストです。
人気があるのも納得です。
私も現在1100万円ほど保有しており、2倍高を達成しています。
価額上昇の要因は??
この投資信託は、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連想するように運用されています。
よって現在の価額は次の計算式で成立していることになります。
★価額=S&P500指数×ドル円-運用コスト
S&P500指数(ドル建て)の変化
スリム S&P500が設定された時(2018年7月初)のS&P500指数は、約2700でした。
価額30000円を始めて達成した2024年5月末では、約5300です。
ですので実はS&P500指数(ドル建て)では、約2倍です。
ドル円相場の変化
対してドル円相場の変化を確認してみます。
スリム S&P500が設定された時(2018年7月初)のドル円は、1ドル=110円程度。
2024年5月末のドル円は、1ドル=157円程度です。
ドル円は40%以上も円安になっているわけです。
外国株に投資する投資信託である以上、ドル円相場の影響を大きく受けていることが分かります。
6年で3倍は出来すぎ??
S&P500のドル建ては過去10年で3倍高です。
それが6年で3倍高を達成していることを考えると、やはり円安の影響を考えざるを得ません。
しかし、最近の1ドル=150~160円というドル円相場が、今後とも「円安」であるかは不明です。
あくまで為替は相対的なもの。
今後200円まで円安が進行するかもしれません。
しかし、過去30年の平均が、ドル建てでも円建てでも年率10%程度だったことを考えると、今後どこかで調整局面、もしくは暴落局面を迎える可能性は大ですね。
しかし、調整や暴落がいつ来るのか?は誰にもわかりませんので、私としてはこのまま淡々と保有を継続するのみです。
最後に
新NISAが始まって全力でオルカンを購入しています。
しかしオルカンの60%はアメリカ株 ≒ S&P500ですので、私の資産のおよそ8割は米国株です。
コストも極めて安く、運用の質も高く、人気もある日本を代表する投資信託。
それが「スリムS&P500」です。
今後も順調に純資産を増加させて、日本人の資産形成の基礎となり続けて欲しいですね。
オルカンの価額も25000円まで来てます。3倍高はまだまだ通過点。テンバガー目指して頑張りましょう!!
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