ごましお(@okowa1215)です。
ここ最近のニュース・記事で気になったものを紹介します。
お暇つぶしにどうぞ!
お金持ちは”うらやましい人生”なの?
消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんの書いた記事です。
筆者の紹介文を読んでビックリ!
20年以上にわたり『レタスクラブ』『レタスクラブお金の本』『マネープラス』などのマネー記事を取材・編集。家電は買ったことがなく(すべて誕生日にプレゼントしてもらう)、食卓はつねに白いものメイン(モヤシ、ちくわなど)。「貯めるのが好きなわけではない、使うのが嫌いなだけ」というモットーも手伝い、5年間で1000万円の貯蓄をラクラク達成。
東洋経済オンライン 筆者紹介ページ
かなりの節約家であることがわかります。
もはやここまでくると、日本経済に悪影響がありそうなレベルの節約ですねw
副題からずれてるような??
今回の記事の副題は、「「FIRE」の流行から数年たって改めて考える」です。
FIRE(経済的な自立と早期リタイア)をした人の生活が、本当に幸せなのか?
これが今回の記事のテーマなんだろうと思って読んでみると、どんどんそのテーマからずれていきます。
FIREについて触れたのは、最初の一部だけ。
その後は(筆者が考える)「お金持ち」の人たちの大変さ??が描かれます。
お金持ちは生活のコストが高い!?
そう聞くと、それはイメージするお金持ちの生活ではない、高級ブランドショップや会員制レストランの常連となり、住まいはタワマン最上階で、休暇は当然海外、それも優雅にクルーズ旅行でないと――といった声が聞こえそうだ。
確かに、それが他人の財布から出たお金で実現するなら幸せだが、我が家のお金から出すとなると微妙な心境になる。
お金持ちとは本当に”うらやましい人生”なのか 松崎のり子
- 高級ブランドショップ
- 会員制レストラン
- タワマン最上階
- 優雅に海外クルーズ旅行
これらを「他人の財布から出たお金で実現する」ってどうゆうことでしょう?ww
多分、そんな生活をしている人たちは、「我が家のお金」からちゃんと出していると思いますけどね。
なんか犯罪的な手法でも使っていると思っていらっしゃるんでしょうか?
お金持ちになると、100円ショップ、業務用スーパーやドンキに行くことは減るだろう。食材を日常的に高級スーパーやデパ地下で買い、子ども服もブランドショップメインでそろえるかもしれない。それだけでも、生活コストがとてつもなく高い。
子どもの習い事も一流の先生を探し、学校だって学費のかかる有名私立を選ぶことも多くなるだろう。それも幼稚園や小学校から。そうなると、親同士のお付き合いも大変だ。お迎えの車はベンツ、ママ友とのお茶に1万円超えのアフタヌーンティー、着ていく服もコスメもバッグはおおむねハイブランド――などと、果てしなくお金がかかる。
お金持ちとは本当に”うらやましい人生”なのか 松崎のり子
「お金持ちの生活コストは高い」ということを言いたいのでしょうが、何かステレオタイプな臭いがプンプン。
お金持ちだっていろんな考えの人がいるでしょうけどねw
超がつくお金持ちなのに??
先祖代々のお金持ちである「資産家」の悲哀も描かれます。
高級住宅街にある自宅は歴史のある邸宅なので、補修するにもひと騒動だとか。
植栽も同様で、知人が嘆いていたが、松の木の手入れに年間50万円もかかるのだとか。これも、専門の植木職人が少なくなっているせいだという。
お金持ちとは本当に”うらやましい人生”なのか 松崎のり子
知人がどんなお金持ちなのかは不明ですが、超のつくお金持ちが年間50万円くらいで嘆きますかね?
まあ、大の節約家である筆者に対して「私たちも大変なのよ~w」って嘆いて見せたかもしれませんね。
お金持ちではなく「応・金持ち」を目指せw
とにかく(筆者によると)お金持ちになったからと言って、お金に関する心配事は尽きません。
朝ドラに出てくる貴族のお嬢様もお金のせいで不幸になるし、大谷翔平選手が事件に巻き込まれて大変なのもお金のせいw
なので筆者はお金持ちを目指すべきではないと主張されます。
筆者が目指すべきだと考えるのは「応・金持ち」!!
これは初めて聞いた言葉ですね、、、
自分に応じた、自分の器に合ったお金を持つこと。
これが筆者の考える理想形、「おう・金持ち」です。
節約家の幸せの見つけ方!!
自分と自分の器に応じたお金をもつこと。
節約家である筆者の「応・金持ち」の理想形が示されていました。
GWで旅行に行っても、その地域のドラッグストアを覗くのは欠かせない。聞いたこともないプライベートブランドが見つかることも多い。安いと評判のスーパーがないかを事前に調べて、東京では買えないような価格の食品を土産用バッグに詰めて持ち帰ることもしばしばだ。むろん保冷バッグも持参する。ほとんど買い出し旅だ。安い食材や店との遭遇が楽しく、わくわくする。お金持ちにはお金持ちの幸せがあるだろうが、ないなりの楽しみ方を見つけることは誰にでもできるはずだ。
お金持ちとは本当に”うらやましい人生”なのか 松崎のり子
旅行にも行けるし、節約家としてのわくわく、楽しみもある。
これが「応・金持ち」です。
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って、変態すぎやしませんか?!
本当のお金持ちとは?
さて筆者(松崎のり子さん)が考えるお金持ちについての記事を読んでみました。
違和感ばかりが先に立っているのは私だけでしょうか?
FIREすることには私も疑問
資産運用の目標として「FIRE(経済的な自立と早期リタイア)」を掲げる人は多いです。
しかしそれはどちらかというと、現在の労働環境が悪すぎて、仕事をとにかく辞めたいと考えている場合が多いのではないでしょうか?
しかし、本当は経済的に自立をしながら、リタイアすることなく(楽しく、充実した)仕事を継続できるなら、それに越したことはないはずです。
ですので、FIREの前半部分、FI(経済的な自立)を実現することが最も重要になってくるのです。
貧乏な人から見たお金持ち
私は昨年準富裕層入りをして、その後も一応資産額は順調に増えています。
資産額が少なかった頃と比べると、圧倒的にお金のことを考える時間が減ったのを実感しています。
ブログを書くために、定期的に資産額やファンドの状態を確認はしていますが、本来なら年1回も確認すれば十分だと考えています。
私ですらそうなのですから本当のお金持ちの人たちは、もっと良い意味で「お金に無頓着」なのではないでしょうか?
対して貧乏な人はお金の心配が多いので、常に頭の中はお金のこと、節約のことでいっぱいになりがちです。
GWの旅行先で格安スーパーに行ってしまうような変態レベルの節約家から見ると、超がつくようなお金持ちが「松の木の手入れに年間50万円もかかる」と言っているのを聞くと、お金持ちも(私と同じように)お金の心配事が尽きないのだ、と勘違いしてしまいます。
貧乏な人から見たお金持ちは、(貧乏な自分と同じように)それぞれのレベルに応じてお金の心配が尽きないように見えてしまうかもしれません。
しかし真のお金持ちは、貧乏な人とはお金に対する考え方が違うからこそ、お金持ちなのです。
貧乏な人から見た「お金持ち論」。
これが私が感じた違和感の正体なのかもしれません。
節約した先が重要
筆者ほどの変態レベルwでは無理ですが、私も節約の重要性は認識しています。
でも、重要なのは節約したお金をどうするのか?
これだと思います。
節約の意味
なぜ節約するのか?
それは、節約したお金を資産運用に回して増やすためです。
節約して捻出したお金というのは、本来なら貯金にも資産運用にも回らなかったお金です。
過剰で不必要な保険や、割高なスマホ代金、使っていないサブスク契約などなど。
それら無くなっても生活の質が落ちない「無駄遣い」を節約することで、資産運用の元手を捻出します。
楽しみながらお得に節約しよう!と主張される筆者を否定するわけではないですが、節約することそのものが目的になってしまってはいないでしょうか?
資産運用の元手にしましょう!
筆者のように生活の全てを捧げて節約できる人はそんなに多くはないと思います。
ですが、保険やスマホ代のような毎月の固定費を見直してみると、案外大きなお金が節約できるものです。
それら固定費の削減は、それまでの生活の質を低下させません。
(旅行先まで土産用バックや保冷バックを持って行くとなると、生活の質が変わってしまいますがw)
削減されたお金のうち半分は貯金に、半分は「新NISAでオルカン」を購入してみる。
この辺りから資産運用を始めてみると、始めやすいのではないでしょうか?
最後に
筆者である松崎のり子さんの壮絶な節約術に恐れをなして、こんな記事を書いてしまいました。
いらんお世話ではありますが、ご家族とかはどう思っているんですかね?w
なかなか筆者と一緒に節約するのは大変そうです。
しかし、何事も楽しみながら、得しながら出来ることがあるのは素晴らしいことではあります。
私も資産運用がそれになります。
ほどほどの節約と資産運用の組み合わせは、なかなかよいものですので興味のある方は始めてみてください。

節約も資産運用も「家族の理解と協力」があると格段に進みますよね。
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