【気になる記事】老後の仕事「人生の充実のため?」それとも「生きるため?」

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ごましお(@okowa1215)です。

ここ最近のニュース・記事で気になったものを紹介します。

お暇つぶしにどうぞ!

老後生活の二極化が進んでいる?!

まずはNHK首都圏ナビのこちらのリポートです。

働く高齢者の割合が増加しているそうです。

60代後半の人では2人に1人が、70歳以上でも3人に1人が働いているんだとか。

そんな中で最近人気があるのが「スポットワーク」と言われる労働形態。

「短時間」や「一日限り」といった若者に人気の働き方なんだそうです。

そんな「スポットワーク」を利用する高齢者を紹介しています。

スポットワークを楽しむ田中さん

4年前からこの「スポットワーク」を活用している田中さんが登場。

今までに1000件ほどスポットワークを経験済だとか。

この田中さんは長年金融機関で勤務していて、退職後にこのスポットワークを始めたそうです。

田中さんは、スポットワークで働くことには大賛成です。

「自分が知らなかったこういう世界があるんだとか、これがあるから世の中が回っているんだなというのを知ることができるチャンスに、すごくなっていますね。
言い方は悪いですけど、1回行ってその職場が合わなければ、次から申し込まなければいいわけですから。究極の働き方改革だと思っているんです」

スポットワークが人気 若者だけでなくシニアも急増 どんな仕事?メリットや注意点は

実に楽しそうに働いていますね。

様々な仕事があって、清掃や倉庫での仕分け作業などは運動がわりになっているんだとか。

今は一人暮らしの田中さんにとって、スポットワークは生きがいになりつつあるそうです。

年間の収入は130万円程度ですが、様々な仕事を通じてそれ以上のものを得られているとのこと。

う~ん、素晴らしい。

私もリタイヤしたら、こんな生活も良いかもしれません。

働きたい時にちょっとだけ働く。

理想的かもしれません。

注意点もあるが、、

ただし注意点もあります。

社会保険労務士によると、

「雇用契約を結ぶスポットワークは労災の対象にはなりますが、健康保険や厚生年金などの社会保険には加入できないので、自分自身の貯えや生活環境を踏まえて活用してほしいと思います」

スポットワークが人気 若者だけでなくシニアも急増 どんな仕事?メリットや注意点は

とのこと。

あくまでバイトってことなんでしょうね。

雇用する側は、社会保険を支払う必要がないので安く使える。

働く側は、そもそもお金には困ってないので生きがいや経験、運動などを求めて働く。

この2者のニーズが合致して始めて可能になるのが「スポットワーク」なんですね。

重要なポイントは?

このリポートで重要なポイントは、お金を持っていて働く必要のない高齢者が働いているということ。

働くことによって、社会とのつながりを保っています。

でも、無理な労働とか、きつい長時間労働をする必要はありません。

自分が空いている時間に、好きな仕事を数時間やる。

相手にも喜ばれるし自分の生きがいにもなる。

こんなに素晴らしいことはありませんが、そもそも自分の生活が安定しているからこそできることです。

「お金に困っていない」

ここが重要ですので覚えておきましょう!

働きたくても仕事がない!

先ほどの「スポットワーク」のリポートは前編でした。

後編はこちらです。

「働かないと生活できない」

前編とは打って変わって暗い内容のリポートです。

生活のための仕事

77歳の阪本さんは、生活のために2つの仕事を掛け持ちし、週に1日しか休みがありません。

現在の収入は年金が月に10万円程度。

生きていくために働き続けなければならないんだとか。

仕事中に肩を怪我した阪本さんですが、生活していくため我慢して仕事をしていました。

5ヶ月後に手術するも労災は認められず。

裁判まで起こしたものの主張は認められなかったそうです。

個人で加入できる労働組合の人の言葉が悲惨な内容でした。

「年金や社会保険など、日本の制度の恩恵をほとんど受けない方々が我々の前に現れることが日常茶飯事です。命が尽きるのが先か、金が尽きるのが先かという、厳しい状況の方も少なくありません」

「働きたいのに仕事がない」老後の二極化進む 職失い生活苦に陥る人も 現役世代にできる備えは

死ぬのも金が必要!?

高齢夫婦に現状も悲惨でした。

82歳と79歳の夫婦は2人で警備会社で働いていました。

しかし82歳と高齢であることから、契約の更新はされませんでした。

年金はほとんどなく、後期高齢者医療保険や介護保険の支払いすら、ままならない状態だそうです。

「この年じゃ、ほかの仕事はなかなか見つからない。死ぬにも金がいる時代。生活できないよ、正直」

「切ないね。もうね、正直言って生きていたくない

「働きたいのに仕事がない」老後の二極化進む 職失い生活苦に陥る人も 現役世代にできる備えは

なんとも悲惨です。

高齢者の貯蓄は?

2500万円以上の貯蓄がある高齢者が34%もいる反面、300万円未満の高齢者も約15%もいるんだとか。

表中の300~2500万円という変な括りはちょっと気になるところですがw、それだけ二極化が進んでいることを言いたいのでしょう。

ある学者の話です。

高齢者の二極化が進んでいるという現実から、目を背けてはいけないと思います。今後は失われた30年で安定した仕事に就けなかった人たちが高齢者になっていくため、二極化はさらに進行していくおそれがあります。

「働きたいのに仕事がない」老後の二極化進む 職失い生活苦に陥る人も 現役世代にできる備えは

インフレになった日本においては、今後はもっとこんな二極化が進行していくんでしょうね。

NHKの描き方が秀逸w

こんかいのリポートですが、とにかくNHKの描き方が秀逸だと思いましたw

前編ではお金に余裕のある人の、優雅な(?)労働場面を描く。

後編では打って変わって悲惨な人が登場して、その落差たるや目を見張ります。

人生100年時代などと言われて、高齢者といえども労働に関わる人が多い現代。

人生を充実させるために働くのか?

それとも生きるために働くのか?

パートやバイトなので労働の中身は大して変わらないのに、その働き方によってまさに「天国か地獄か」ですね。

いかに早く準備するか?

誰にでも老後はやってきます。

そして、老後に貰えるお金なんてちょっと調べればすぐにわかります。

日本年金機構のHPには、標準的な受け取れる年金額が示されています。

夫婦共働きのご家庭ならば、だいたい20万円づつの40万円程度はもらえることになるでしょう。

自営業などで国民年金のみの場合は、満額支給されても7万円にもなりません。

もちろん標準的な額ですから、これより多い人も少ない人もいます。

しかし「知らなかった!」「聞いていない!」はもはや通用しません。

それで生活できないと思うのなら、何かしらの準備をするのは当然です。

そして、準備をするなら早くから始めることに越したことはありません。

どうやって備える?

リポートに登場した高齢者の人々は、もはや手遅れでした。

しかし、まだ時間がある人はすぐに準備することを考えましょう。

このブログは投資ブログですので、私としては当然「新NISA」で老後の備えを!となります。

そしてその方法は、このブログで繰り返し紹介してきました。

しかし投資ではなくても、誰にも真似できない技術を習得するとか、なるべく長く今の職場で働くとか、逆に若いうちに転職して別の職場で長く働くとか。

方法はいろいろあるでしょう。

悲惨な老後になるのか?充実した老後になるのか?

少なくともお金があれば、悲惨な老後になる可能性は小さくなりそうですね。

ごましお
ごましお

新NISAをオルカンでいっぱいにすれば、この問題は解決ですよ、きっと!!

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